「途中までは100点」アリー スター誕生 Film_Montageさんの映画レビュー(感想・評価)
途中までは100点
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俳優のブラッドリー・クーパーが監督をしたというからどうかなと思ったが、冒頭から出会い、二人の関係が深まっていくアリゾナのコンサート辺りまでは、カット割りやアングルなど素晴らしく、あっという間に作品に引き込まれた。
だが、アリーがデビューする事になる辺りから、結婚、すれ違い、グラミー賞授賞式までの間が、ひどく長く感じる。二人の関係性や酒を断ち切れないジャックなど丁寧に描いているが少しダレを感じる。
レディ・ガガが脱いでるのもあってシーンを落とせないしがらみのような感じを受けた。
デビューする事が決まった辺りから結婚までをもっと早く描いて、ジャックのラストまでをもっと丁寧に描いて欲しかったと個人的に思う。なぜジャックが酒やドラッグに溺れてしまうのか、何が心の傷なのか。ラストも自殺するに至る理由が分からなかった。
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