「人と動物の絆も注目。無心で楽しめる怒涛のアクション!!」ランペイジ 巨獣大乱闘 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
人と動物の絆も注目。無心で楽しめる怒涛のアクション!!
【賛否両論チェック】
賛:破壊の限りを尽くす巨獣達のスケールに、観ていて圧倒される。主人公と動物との意外な絆に、思わず心温まるのも魅力。
否:そもそもの設定はかなり荒唐無稽で、ツッコミ出すとキリがない。CG感満載のアクションも、好き嫌いは分かれそう。
どんどん巨大化し、凶暴になっていく野生動物。しかもそれが3体も同時に大暴れするとあって、そのド迫力たるや想像に難くありません。シカゴの街を舞台に、ビルを壊したり戦車を壊したり、そして動物達同士でも戦い合うその様子は、さながら遺伝子科学の進歩に警鐘を鳴らすよう・・・といえば大袈裟ですが(笑)、それだけ圧倒される感があります。
そんな中にあって、主人公のデイビスとゴリラのジョージの友情はどこか微笑ましく、またどこか清々しさも感じさせてくれます。実験の失敗で動物が巨獣化してしまうことが、人間と動物の関係性の悲しい部分だとすれば、2人の絆は明るい部分を見せてくれているようですね。
アクション自体はCG感が満載ですし、ストーリーも冷静に考えるとツッコミどころが多々ありますが、とにかく無心で楽しみたい、そんな作品といえそうです。
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