「映画界に新たなゴリラが。」ランペイジ 巨獣大乱闘 ゼリグさんの映画レビュー(感想・評価)
映画界に新たなゴリラが。
野生動物って、なんであんなにおっかないんだろう。
前半はずっとそう思ってました。
どのタイミングで牙を剥くかわからないからでしょうか。
とにかくハラハラしっぱなし。
動くなって言われてんだから動くなよ!とか、檻の前でのんきに喋るなよ!とか、早く視界が良い所に出ろよ!とか。
いきなりの脅かしが苦手な僕としては恐くて仕方なかったです。
映画のそういうとこ、ほんとヤダ。でも見ちゃう。
そして後半はただただ破壊、破壊、破壊。
圧倒的ヘリ率。そして墜落率。
相変わらずの不死身ロック様フェスティバル。
協力し合った結果、ギリギリのボロボロで勝つのがたまらないですね。
いやあ最高でした。昭和の特撮映画みたいで。
これやっちゃうと、後年に公開が控えているゴジラの続編の立場が無い気がしますけど。
キングコングも公開されたばかりだというのに、ゴリラを使う勇気すごい。
「カブってるよ!」って、会社の偉い人に言われなかったんでしょうか。
キャラクター的にはどちらかというと「ジョー・ヤング(マイティ・ジョー)」に近い感じがしますけど。
あんなに「友情」を前面に押し出しているとは思いませんでした。
やっぱデカイのが街で暴れるのは最高だな。
ゼリグさん、ご無沙汰しております。
浮遊きびなごです。コメントありがとうございました!
それこそ黒沢清作品とかならウンウン頭を悩ませながら
何時間もかけてレビュー書くんですが(『散歩する
侵略者』は同感。ちょっと表面的過ぎましたよね)、
この映画はド単純なので、茶化しまくってる
内にあっという間に書き上がりました(笑)。
観てる時も書いてる時も楽しかったです。
しかし友情パワーで強くなるロック様って
なんか実写版『キン肉マン』みたいですね……。
ご存知かもですが、ハリウッド版『ゴジラ2』では
ラドン・モスラ・ギドラの登場がほぼ確定してます。
スクリーンで新生ラドンが観られるのもそう遠くは
無さそうですよ! ではではで!