「まあ納得のラスト」ピッチ・パーフェクト ラストステージ Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
まあ納得のラスト
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《ピッチ・パーフェクト2》がとにかく面白かったんだよね。だから、それ超えるのは難しいだろうなと思ってて、やっぱり難しいというか無理だった。
一作目、二作目は「コンテストで勝つ」って目標が明確なんだけど、今作はそれが使えないんだよね、卒業しちゃってるから。
だから強引に「有名DJの前座を争うんだ!」ってことにして、「これはコンペティションよ」って何度も言って、コンペに勝つ話にして盛り上げようとしてるんだけど、ちょっと無理があんの。
リフオフへの流れも不自然で、「この辺でリフオフやらないと盛り上がらないなあ」っていう作り手の事情が出ちゃってんの。
ライバルチームがバンドなのも新趣向なんだけど、最初、明らかに対バンの方がうまいのね。「どう、ひっくり返すんだ?」ていう興味はあるんだけど、特に工夫なくいくんだよ。最後まで勝ってないんだけど、それでも人気あるみたいだしいいかっていう。
この辺からストーリーが動き出して、「そっか、そりゃレベッカ決断迷うよね」っていう話とか、「誰かアクションをやりたい人がいたんだな」っていうシーンが続くとかしてラストに。
まあ、御都合主義的ではあるけど、納得だね。
三作も作ってくれてありがとう!とスタッフに言いたい感じだったよ。
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