「FREEDOM! ベラーズはいいぞ。」ピッチ・パーフェクト ラストステージ アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
FREEDOM! ベラーズはいいぞ。
個人的に好きで1も2もblu-ray持ってるシリーズなのですが、アメリカで2017年の12月に公開されて約1年遅れでようやく日本も公開されました。いやー、待てども待てども公開の話は聞こえてこず、もしかしたら3はアメリカでもパッとしなかったんで日本ではDVDスルー?いや、最悪輸入すらされない??かと思って「こりゃ輸入盤blu-ray 買うしかないかなぁ」っと諦めかけていたので、とにかく無事公開された事に感謝です。
相変わらず楽曲は良いですね!冒頭のtoxic からテンション上がります。その分本作はストーリーがおろそかになってる感が否めないのも事実・・・でも、それぞれのキャラクターの大学卒業後の話が見れて嬉しかったですね。
前作で入学したエミリーがベラーズを引っ張るようになっていて、それを切なそうに見るOG ベラーズの気持ちめっちゃわかります。学校卒業した後に後輩達の姿見てあの頃は良かったよな~なんて思ってしまうのは、部活やサークルにハマってた人あるあるではないでしょうか?
そんなOGベラーズが半ば強引に再結成して、ヨーロッパのアメリカ軍の慰問に向かうのが今回のストーリーなのですが・・・まー、話はとっ散らかってた感じでしたね。ベッカの仕事の話、ファット・エイミーの家族の話、クロエの恋愛の話と色々と盛り込んでありました。ルビー・ローズ率いるバンドの噛ませ犬感が半端ない。やっとオーブリーの父親が登場したり、リリーがちゃんと喋れるようになったりと一作目からのネタも回収してあってホント最後だなって印象でしたね。
色々と難点はありつつもファット・エイミーのアクションシーンあたりからスゴく盛り上がってきます。どことなくブリトニー・スピアーズのToxicのPVを思い出させる潜入シーンからめっちゃ強いファット・エイミー!そしてそのままラストのステージまで最高でした。最後はソロでやるかと思いきや、ジョージ・マイケルのFreedom!90で締めたので、ベラーズがDJキャレドにも認められたって事でオーケー?
エリザベス・バンクスとジョン・マイケル・ヒギンズの解説者コンビはいらなかったかなぁとか、トラブルメーカー側が誰も出てこなかったなぁっとか思う所はあるのですが、ベラーズのラストパフォーマンスをちゃんと映画館で観れて感無量でした!