「タイミング」心と体と くりさんの映画レビュー(感想・評価)
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孤独に生きる二人が
夢で出会い
現実でもひかれあう話。
もうだめだと思った時
聴く音楽は
何を選びますか。
そう訊かれたように
思いました。
せつない話。
途中までは…
ストーリーは、作中何回かある
ちょっとした不思議な出来事の連続が
好みです。
あれが無かったら
今は無いというような出来事。
多かれ少なかれ皆さん
体験したことあるんじゃないかな。
とくに、
最後に結ばれるまで
何回も絶妙のタイミングで起こる
出来事がいいですね。
プレーヤーが壊れて
着信音が聞こえたこと。
ある行為の途中で
途切れがちな電話の会話が
最後まで続いたことで
お互いの気持ちに気付けたこと。
初めてのお泊まりでは
眠れなかった二人が
心がつながったあとは眠ります。
眠くなりました。
寝ましょう。
眠ることが精神的に
つながることを意味する二人には
一緒に寝ることは
心と体が同化したことなんでしょう。
さまよっていた心が体に戻ったら
鹿になって湖畔に行かなくても
テーブルで二人は会えますね。
とても壊れやすいものを
そっと手でつつんだ心もちです。
おすすめ。
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