「無残な失敗作。」心と体と bashibaさんの映画レビュー(感想・評価)
無残な失敗作。
途中までは男女の心理サスペンスかと思いましたが、最終的にはハッピーエンドの恋愛ドラマに着地。意味ありげに挿入される鹿の画像、あれはいったい何であったのでしょう。バスタブでの痛々しい自傷行為、あれはいったい何であったのでしょう。思わせぶりな映像全てが、今となっては、徒労の源です。ベルリン国際映画祭金熊賞受賞が悪い冗談にしか思えません。観終わった後、ここまで怒りが込み上げてきた映画も珍しいです。
ああ、虚しい!
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