トム・オブ・フィンランドのレビュー・感想・評価
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"クルージング"
ケネス・アンガーの「スコピオ・ライジング」を観たヘルズ・エンジェルスが激怒したって話を耳にした事があるけれど、本作を鑑賞して納得。
フリードキンがA・パチーノを潜らせたあの異様な世界を作り上げたのは、"トム・オブ・フィンランド"だったのだと!?
少数派、弱者側が闘う姿勢を曝け出すアメリカと閉鎖的な雰囲気のヘルシンキ、アメリカとヨーロッパのバイカースタイルの違いなど、"トウコ・ラークソネン"の人生以外にも興味の持続は薄れず。
森のシーンは「13回の新月のある年に」を思い出してしまう、その時代、国、閉鎖、保守と何か怖い。
有名な人?
全く知らない方だったんですが、欧米では有名な方なのかな?
ゲイの人=レザー、というのはこの人が産み出したものってことなのかな?
北欧は性に寛容な国というイメージがありますが、昔はそんなことはなかったんですね。
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