人魚の眠る家のレビュー・感想・評価
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とにかく惹き込まれる作品
子役も含めて出てくる俳優さん皆の演技力が本当に高くて、物語の世界に開始直後からどんどん惹き込まれていきました。
私は開始30分以内にまず1回泣いて、後半はもうずっと泣いていて、エンドロールの途中で思い出してまた泣いて…終始本当に泣かされました。
予想はしていたけれど…最初からもうかなり重い展開です。
途中ちょっと間延び感もあるけれど、それは物語の中心に「脳死の少女を前にした周囲の人の葛藤」があるからかなとも思いました。
脳死の少女を前に、皆それぞれ自分を責めたり悩んだり、時には希望を抱いたり…
皆の感情むき出しな感じが、余計に色々考えさせられて涙が止まらなかったのかもしれません。
命について考えさせられる作品は沢山あるけれど、今まで見た中でもダントツで心にガツンと響いた作品でした。
重い映画
生命を巡る様々な思考のトレーニングは重かった。
重たい気分を引きずってしまう映画
原作読んでないです、映画だけみて観ながらずっと泣いてました。
もし自分の大切な人が突然脳死状態と判定されたら、、
多分自分なら諦めないと思う。
植物状態になっていてもそこにいて欲しいし僅かな希望にしがみつく気がする。
篠原涼子の気持ちはつらいほどよくわかる。
ただ、機械で手足を動かして、最初は筋肉を固まらせないためのリハビリの一部だったのに、笑わせたりものを受け取らせたり、娘をロボットみたいに扱ってるときは怖いと思った。その後の西島さんの「娘を生きてる人間として扱ってるのか、娘の意思を無視して顔面神経を動かして笑顔をつくる必要はあるのか」が突き刺さる。
おばあちゃんも責任感じて辛かっただろうし、もしかしたら最初から脳死と判断した方が良かったのかもしれないが、そんな選択はできないので重くてつらい人生だな。
親の愛は偉大。
泣けました
篠原涼子良かった。
なぜそんな酷い表現をするの?
原作が上手く映像化されている
子役の存在感が凄い
魂の慟哭
重く興味深いテーマ
日本に何故、実印が存在するか
重たくて、重たくて、号泣。
「人魚の眠る家」鑑賞。
*概要*
人気作家・東野圭吾のヒューマンミステリー。
*主演*
篠原涼子
*感想*
東野圭吾のファンですが、原作は未読。
テーマは「脳死」ということですが、なかなか考えさせられる映画と同時にめっちゃ泣かされました。
内容がかなり重いです。篠原涼子の迫真の演技と子役の演技が素晴らしく、緊張感が漂うシーンでは、カメラがぐらつき、逆にそれがリアルだった。
医学的なことはよく解らなかったけど、篠原涼子が勧められた科学技術に対して徐々に取り憑かれる様が非常に怖く、西島秀俊、周囲の坂口健太郎や川栄李奈たちにも影響が出る。
心臓は動いてるのに脳死状態にある我が娘を科学技術で神経に電流を流して動かすというのは、ちょっと複雑な気持ちになりますね。
篠原涼子の気持ちは分かるけど、取り憑かれてるようで怖いです…(^^;
川栄李奈の気持ちは、彼氏を奪われたような感じが見受けられる。あの目を見れば一発で怒りを表してる。彼女の複雑な演技も素晴らしかったと思います。
夫役の西島秀俊も徐々に科学技術に対して見方が変わり、複雑な心情が描かれてて、非常に難しい問題だなって心底思いました。
前半は重たくて、中盤はホラー、後半は泣けました。
ストーリーにも泣けましたが、子役が魅せる泣きの演技に思わず号泣。。
天才かよ!w
もしわたしがこの子供なら。
脳死、臓器提供、延命治療。価値観はそれぞれなのでこの映画の捉え方や感じ方も本当に多種多様と思いますし、正解も不正解もないと思います。
篠原涼子さんの迫真の演技。とても良かったです。何度も涙しました。わたしは子供はいませんが、この話がもし自分だったらと自己投影してしまうほど、引き込まれました。もし自分なら、わたしもきっとこのお母さんのように必死にわずかな希望にすがる思いで介護をしたと思います。
でも映画を見ながら、これは本当に子供のためなのか…ということもずっと考えていました。
もし自分がこの子供だったら。だいすきな母親と突然死別してしまったことに何より動揺し、寂しく思うでしょう。そんな時に母親が必死に自分はまだ生きていると言ってくれて、あんなにも懸命に介護し寄り添って、たくさんの時間を過ごさせてくれたことを、わたしがこの子供ならきっと嬉しく思うかもしれないと思いました。
他人が何と言おうと、天国に行く前に、ああして愛情を感じれた時間はお母さんにとっても子供にとっても、大切な必要な時間だったのではないかと最後は思いました。
( ただ、このお母さんにとっての子供はひとりではなく、もうひとり弟がいることも忘れてはいけないですが。)
命にまつわるあらゆる選択肢が正解か不正解かは、他者が決めることではないと思いました。やっぱり本人や家族にしかわからない思いがある。いちばん近くで生きてきた人にしかわからないことがあるから。
命とは、生きるとは。本当にたくさんのことを考えさせてくださる素晴らしい作品でした。
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