ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋のレビュー・感想・評価
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ラブコメの男女逆転バージョンを下ネタでコーティング!
#MeToo時代だから、というだけでなく、時代の変遷を意識して、かなり意図的にラブコメの王道パターンの男女逆転に挑んでいる。モチーフとなるのは、映画で描かれてきたキャリアの中でもステイタスという点ではとんでもなく高い合衆国大統領。女性が目指すなんて設定がありえなかった時代はもうひと昔もふた昔も前だと思うが、本作では「内助の功」というワードが浮かぶくらいに、究極のキャリア志向をサポートする役割を男性が担っている。
とはいえ、男女の役割を逆転させただけで面白いラブコメができるわけではなく、そこは脚本も演技も主演ふたりの相性も素晴らしい。特にセス・ローゲンという存在には下ネタが付き物だが、ここまでクライマックスにガッツリと下ネタが絡んでくるのに、ほっこりさせてしまう力業は天晴れと言うしかない。
ひとつだけ気になったのは、この「男女の役割反転」というコンセプトが、現時点ではわずかに時代遅れになってしまっているように思えること。聞けば脚本は何年も前から評判を呼んでいたものだそうで、映画になるまでのタイムラグによって、時代が脚本を追い越した例だと思う。もはや時代は、「役割を入れ替える」という段階よりもっと先を見据えようとしているのではないか。だからといって映画の面白さが減じるわけではなまったくないのですが。
久々、全然ダメ。
久々のレビュー。
余りにつまらなかったので。
他の方は良い評価をされてますけど、全く受け付けませんでした。
セロンが良く受けつけたなこの役と感じます。
ジョークもつまらんし、下品の中にウィットが有ればマシですが只々下品のオンパレード。
思いつきで、簡単に作ったようなストーリー。オチもありきたり、共感できる点は一つもない。
こんなに早く終わらないかなって思った映画は久々なのでレビューしました。
全くおすすめ致しません。僕は。
美女と野獣。無職と国務長官。そりゃ、望みの薄い企てですね。
この手の作品、映画館でやることがわかっていたら、映画館で見ていたのですが、コロナ禍の直前位の作品の様で、私のアンテナからすり抜けてしまっていたようです。GWのAmazon祭りでみて見ました。
美女と野獣の組み合わせの映画は数多ありますが、これはそれに加えて、過激なジャーナリストとアメリカ国務長官の組み合わせ。望み薄ですよねぇ。でも、この二人、実はまだ子どもの頃に出会っていたという事から、話は変わっていきます。その頃から、二人ともお互いが気になっていたんですね。
それと、カナダ首相が頻繁に出てくるんですが、この人って、トルドー首相がモデルだよね?カナダのイケメンの首相と言えばねぇw。
まぁ、ラブコメですよ。面白かったです。
不釣り合いに見せようと懸命なラブコメ
誰が見ても不釣り合いのカップル、時々街で見かけないことも無いから男女の仲は奥深い。
原題のLong Shotは画角のことではなく競馬用語の大穴の意味の方でしょう。
製作陣も端から不釣り合いなカップルを面白おかしく描こうと意気込んでいるのでキャラクターも浅く表層的なのが残念。政治的手腕と言ってもスローガンは環境保護少女のグレタさん程度だし横やりを入れる大統領の陰謀も私利私欲、毒気を抜き過ぎて物足りない。
ご両人、何が不釣り合いかといえば、社会的地位や容貌くらい、歳の差は4歳彼女が上ですが問題ないでしょう。気が合うし、才能を認めているし、何より下半身の相性抜群の設定なのだからくっついても不思議はないのに、シャーロット(シャーリーズ・セロン)は只管美しく、フレッド(セス・ローゲン)はダサくてキモメンに描いて不釣り合いを強調。
馬子にも衣装といいますがタキシード姿は映えますね、ギャップと言う意味では見せ場なのですから実はイケメンだったのねと唸らせる位のメークが欲しかった。インドネシアでの襲撃シーン、身を挺して彼女を守り、男をあげるのかと思いきやうろたえるのはフレッドの方、ぶれない監督ですね。
下ネタの対極がロマンティックさなのでしょう、監督さんは照れ症なのかその辺のデリカシーは無用のようです。演出があざといのと下ネタ頼りのコメディは好き嫌いが分れるところでしょう。
美しい…
完璧なまでに美しいセロン。本当に大統領になれるんじゃないかと思う。才女だけど、奥手で、恋愛に発展するのに時間が掛かる・・・という描かれ方ではなく、才女であり、如才なく、人気もあり、と言うか欠点なく、割とすぐに二人は恋に落ちる。恋人役にぶっ飛んだ記者だが常に本音を言う記者セス・ローゲン。セスの相応しい男になりたいが嘘はつきたくないという言葉にならい、予想していたけどハッピー・エンド。もう少し、セスの記者としての妥協しない面も見たかった。なぜセロンが惹かれるのか分からないけど、邦題の通り。
「幸運を祈れ」「幸運は負け犬の言葉だ」「運命を信じろ」
映画「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」
(ジョナサン・レビン監督)から。
ラブコメに違いないけれど、コメディ役は女性の方がいい。
(差別ではないけれど)観終わった後の、私の感想である。
男性のコメディは、キレたり大声になったり、可愛くない。
ちょっと下ネタが多くて、メモすることを躊躇ったが、
「好きな体位は?」「バックでお尻をぶって」
「皆が注目するのは自分に顔射した男より、オカズにされた女の方」
そんなことを口にするなんて信じられない女性が言うから、
そのギャップが面白かった。
夢であったアメリカ初の女性大統領の地位を目前で捨ててまで、
(結果的には、就任するのだが・・(汗))、
愛する男性のために、何もかも捨てる設定には、
ちょっと無理があるような気がしているが、
ラプコメのラストは「ハッピーエンド」が定番だから、
仕方ないのかもしれないな。
「幸運を祈れ」「幸運は負け犬の言葉だ」「運命を信じろ」
この友達との会話を残しておきたい。
ハッピーエンドは「幸運」ではなく「運命」と言うことで。
仕事も恋も、理想か妥協か?
会社の人に勧められて鑑賞(字幕)。
身分違いの恋…。自分からすれば、雲の上の人。だからこそ惹かれてしまうんだ…。でも、両想いなんて夢のまた夢、と思っていたら、ふたりの恋が始まりました。
しかしこの恋、前途多難。上手く行くと思っても、そうは問屋が卸さない。身分違いならではの障害が立ち塞がり、いったいどうなる、ふたりの行方?―この王道感、好きです。
これまで追い求めて来た理想へ邁進するのか?
はたまた夢を掴むために妥協するのか?
究極の選択を迫られ、ふたりが出した答えとは…?
納得!…てかそうなってもらわな困る!
小ネタ、下ネタ大量投下!
さすがセス・ローゲン、、、
ふたりを危機に陥れるのが、まさかの顔射とは(笑)。
「マイ・フェア・レディ」や「プリティ・ウーマン」など、類似作は数あれど、本作はいつもと立場が逆転しているのが面白いなと思いました。時代性だなぁ…。ロマンティック度合いは抑え目でしたが、なかなか素敵な物語でした。
※修正(2022/03/29)
美しいシャーリーズセロン
皆さんのおっしゃる通り
シャーリーズセロンの美しい事!!!
美しすぎる!
お相手の男性もチャーミング!
そして話の内容も楽しめました!
とにかく美しいシャーリーズ・セロンが堪能できる。
この映画の最大の貢献は、シャーリーズ・セロンをとにかく美しく撮ったことだと思う。いやいや、黙っていたって彼女は美しい。もはや世界で最も美しい造形をした生ける芸術品かと思うほど。しかし女優魂の逞しい彼女はその美貌に甘んじることなく、必要あらばメイク・ダウンさせて役を演じることも少なくない。しかしこの度、才色兼備の国務長官という役所によって、彼女の美貌が最大限に活かされた。切り揃えられた美しいブロンド。デザインに無駄のない美しい衣装を着こなし、凛とした美しい立ち姿で実にスマートな所作を魅せる。あぁ本当にうっとりしてしまう。これだけでもこの映画は観る価値があると言えるほどだし、彼女の美しさを作品に残してくれてありがとうという気持ちになる。と同時に、シャーリーズ・セロンがこういった作風の、いわゆるロマンティック・コメディというやつに出ているのは実に貴重なことで、あまり見ることのないセロンの姿が見られるのもファンとしては嬉しいことだった。
一応は「ロマンティック・コメディ」ということなのだとは思うが、厳密にいうと少々違うという気もする。「ロマンティック・コメディ」という言葉から連想する甘さやキュートさは控えめで、ドギツイ下ネタやブラックジョークも多いからだ。つまりは「セス・ローゲン映画」なのである。あくまでセス・ローゲン映画にシャーリーズ・セロンがゲスト主演した形とでも言おうか。必ずしもそれが私の好みと一致したわけではなかったし、全てのシーンが快適な笑いだったというわけでもなかったけれども、ただ最初はどう見たって不釣り合いとしか思えなかったセロンとローゲンのカップリングが、映画を見終わるころにはちゃんとキュートなカップルに見えたのは褒められていいはず。
でもね、ちょっと長いよね。内容的に考えてこれで2時間越えは長い。決してダラダラしているという印象はなかったものの、寧ろしつこいというかくどさを感じることは多分にあった。
とてもよかった
無職のブサイクと言っても元々ジャーナリストで能力が高いのだけど、それでもやっぱり大統領候補と釣り合うかというと全然釣り合わないところがいい。シャーリーズ・セロンが、どんどん人間らしくなって、周りのお高い側近も砕けていく感じが素敵だ。音楽も最高で、見ていて気持ちよくなりっぱなし。
コメディだけど、主題は何かと考えさせられた
ロマンチック要素はおまけ程度に、思いっきりコメディに振り切った映画。
どんなに下品な言葉を使ってもシャーリーズ・セロンの美しいオーラは揺るがない、すごい。
女性大統領が出てくる映画、私は初めてみました。
これまでの大統領をモチーフにしたコメディ映画では(私が見たものに限りますが)ブッシュ批判のパロディものくらいだったのに、次はファーストレディーならぬファーストミスターの言葉が聞かれるとは、時代は変わりますね。
コメディとしてはテンポ良くて面白かったです。
4 letter words 以上の言葉をもう一生分くらい聞いてちょっとうんざりだったけど。
それから、主人公とその周囲での対立の問題詰め込みすぎじゃない?カオスすぎない?というのが率直な感想でした。
宗教に人種、民主党vs共和党、格差、襲撃などなどもう詰め込めるだけ全ての話題を放り込んでたので。
でもあえて、コメディに振り切って、それをするのが必要だったのかもしれない。
この映画のテーマになっている女性初大統領を描くためには、このくらい強烈な問題と一緒に鍋に放り込んでぐつぐつ煮る必要があったのではないかな、と。
long shotなのは、女性大統領と平民ジャーナリストの恋のこと。
でもそれは、女性大統領が誕生してる前提。
つまり、その格差恋愛より、女性大統領の誕生のほうが確率高いってことをあらわしているのでは。
私はフェミニストでもミソジニーを支持するわけでもなくニュートラルですが、次の次くらいのオリンピックが開かれる頃にはもしかしたら誕生するかもしれないですね、初女性大統領。
Por una cabeza
次期アメリカ大統領選への出馬を目論む41歳の女性国務長官と、彼女のスタッフとしてスピーチ原稿のライターを担当することになったフリーのジャーナリストの話。
過激で品性はないけれど本心を語るジャーナリストの勤める会社に、黒いメディア王の手が入ったことに反発してフレッドが辞職。
そんな折に友人と顔を出したパーティーで、25年ぶりに再会した国務長官のシャーロットから仕事の依頼をされて、帯同する様になって行くストーリー。
ドタバタな恋愛コメディで、ブラックなネタや下ネタも全開。
シャーリーズ・セロンが吹いたり、プレイを語ったり、ラリったりっていう見た目や役どころとのギャップが最高だよね。
スキャンダルがどうとかいう割に緩々だし、超絶ご都合主義の着地だし、あり得ないんだけど、そこはコメディだからまあね。
もうちょっとスマートな部分での痛快さみたいなものは欲しかったけど、愉快で笑えてテンポも良くてほっこりで、とても面白かった。
3.5
アメリカンジョークが冴え渡り楽しい作品でした。
シャーロットがティーンの頃のままで安心!
最後の演説の「ここはアメリカよ」が効いてたな〜
そしてシャーリーズセロンが美しすぎる。。
アトミックブロンドのようなハードなアクションの
イメージでしたが、ジョークも振り切っていて流石の一言!
爆破されるシーンは申し分ない格好良さ!
コメディ
大真面目に観てはいけない。
終始コメディと思わなければいけない。
そうでなければ、ツッコミたくなるから。
しかし!
いくらコメディでも感情移入出来ないと、なかなか笑えない。
記者が長官をずっと思っていたという設定もやや無理矢理感を感じたし。
下ネタ多目でも、面白かったら笑えるんだよ。
まぁ、全てが薄いんだけど。
それもコメディだから?
スウェーデンの伝統衣装?を着せられた彼の姿にはマジで笑ってた気がするけどね。
ラブコメというより、ただのコメディかな。
ひねりなさすぎで
自分の地域では今週封切りの映画はコレしかない感じ
セス・ローゲンが関わったドラマの「THE BOYS」も
面白かったので観てみようと思い鑑賞
ロングショットってのは当て馬みたいな意味も
あるそうです
結果的には
思った以上にフツーの恋愛コメディでした
下ネタ多めの
シャーリーズ・セロン演じる次期大統領候補のシャーロットが
10代の頃会ったことがある
セス・ローゲン扮する失業中のジャーナリストのフレッドと
偶然出会い、イメージ戦略のカギを握るスピーチ原稿スタッフと
して招き入れ、関係を深めていくストーリー
…と妙にスケールは大きいのですが
キャラクターが観ていて思った以上につかめませんでした
まずシャーロット、見た目はキリッとしたキャリアウーマンながら
内面はかなりおちゃらけで残念系…のようなのですが
決定的にそう描写するシーンは冒頭にはありません
フレッドもうだつの上がらないジャーナリストと説明されて
いるんですが、有能なジャーナリスト像が自分にないのもありますが
ネオナチの集会に単身潜入したり(モデルはマイケルムーア?)
やってることは身体張ってちゃんとやってるジャーナリスト
にしか見えません
そしてシャーロットが妙にフレッドに興味を持っていく
肉食系女子パターンなので、なんでシャーロットがそんなに
フレッドに好意があるのか不可解で
ラブコメとして登るべき山が序盤から何もない印象でした
そのせいか何をやっても薄く、何を言っても浅くという
感じで持たない間に下ネタを放り込んでいくだけ
みたいな感じに見えました
誰かが用意した仕事上の関係を、仕事に取り組むうちに
互いの良さを知り惹かれ会っていく
途中で誤解があって破綻寸前になるけどギリギリ解けて
一気に激しくくっついて終わり
ってんならまだ判るんですが
そんなよくあるパターンを打ち破ろうとも
感じませんでした
まぁコメディにそんなとこ求めるなよと
言われりゃそれまでなんですがあまりにストーリー
全体が薄まってしまい、追い求める目標がそんなにない
展開で緊張感が感じられませんでした
だから下ネタやギャグも効いてこない感じがしました
気軽にドラッグキメちゃうとことかも
そういうことするから軽くなっちゃうんだろと呆れるばかり
ラストもTHE BOYSのスターライトのカミングアウトを
思わせるぶっちゃけスピーチシーンがありますが
あれで大統領候補から外れてフレッドと愛の逃避行
という結末ならまだしも結局大統領になれてしまいます
…だったら最初からイメージ戦略とかいらねーだろ!
まあ元々ぶっ壊れた世界観と言えばそうなんだけど
そんなに真剣に観ないでねと言われてしまう
映画だったのかもしれませんね
そうならば、この映画から信念を貫けとかってテーマを
汲み取ってくれる純真な客にセルフ顔射見せるこの映画は
誰が観ればいいんでしょうね
デートムービーにもいかがなものか
なんか色々誰に見せたいのかわかんない映画でした
新年一発目の笑える映画
率直に面白い。字で表すとなんか恥ずかしいというか気持ち悪いというか…まぁ気になる人がいるなら見てほしいというのが率直な感想。裏切ることなく楽しい2時間を提供してくれると思う。
性的なネタをここまで堂々と表現してくれると逆に笑えるよね。S.セロンのベッドシーンや水を吹くシーン、最後の演説。どれもふざけてるんだけど、あのカッコいいセロンが堂々と演じてくれるから面白さが増す。
バックで首絞めてってシーンは…声出して笑った。
こういう作品はやっぱり観賞後、楽しい気持ちで劇場を後をに出来て幸せだ。今年も多くの楽しい作品に触れられたらなと思う。
ところでタイトルのロングショットってのは最後のあの動画の件で良いのかな?
大人の作品
下ネタが多く見られた大人の楽しいコメディ作品でした。名誉と地位を捨てて偽りのない生活を捨てると思いきや、素晴らしい結末でとても新鮮さを感じました。何度も見ても楽しい作品だと思います。
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