「歌がハモってない。」アナと世界の終わり マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
歌がハモってない。
ロンドンのウエスト・エンドへ行くとこの類のミュージカルが月替わりで上演している。
つまり、変わり種ミュージカルって事。
だから、スプラッターホラーとミュージカルってのも受け入れられない訳ではない。
イギリスらしいブラックコメディとして見れば良かろう。
しかし、映画はどうなのだろうか?先ず、歌はどうしても口パク。まぁ、それは100歩譲っても。
僕が許せないのが、やはり、ダンスである。毎回、ミュージカルを見ると苦言を呈してしまうが、カットが多すぎるのだ。
その方が臨場感が出るのは理解出来る。しかし、カットを入れると言う事は、別テイクがいくらでも撮れるって言う事になる。
ハリウッドの古いミュージカルを御覧あれ!カットがものすごく長回しなのだ。ジーン・ケリーのワンカットも入れずに踊り抜く姿には頭が下がる。
「昔のミュージカル映画は凄い」なんだけも、ウエスト・エンドでも、ブロードウェイでも、ワシントンでも毎晩舞台でワンカットも入れずに、口パクじゃないミュージカルが見る事が出来る。
まぁ!残念ながら雲泥の差なのだ。
問題はやはり一万円以上かかってしまう事と、外国って事。
ただし、意外に
英語はなんとなくわかる物だよー。
この映画は歌がキャッチーなので、あまり趣味は良くないが、4.5かなぁ。
ロンドンのウェストエンドでは
「となりの○○ロ」が流行っている様だ。2月一杯満席だった事と25,000円もしたので却下して、代わりに見たのが、「タイタニッ○」と「ティナ・タ○ナ○」である。二本で2万円もしなかった。
追記
このウィルスの感染経路はなんだろうね。顔を洗わないってやっぱりやべえ〜じゃない。
最後のクリスマスの歌はあの歌をリスペクトしすぎだね。