シンプル・フェイバーのレビュー・感想・評価
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シンプルには程遠いお願い
ブラックユーモア満載のサスペンス。
三人とも罪悪感のカケラさえないだろうと呆れつつ、二転三転する物語にちょっとドギマギしたりする(笑)。
まあ、感想を言えば、現代の繋がりの薄い人間関係の…とか、うわべの話は置いといて、「女は怖い」と言いたくなる。
ただ、こんなコメントには、今時はコーションを鳴らされそうで、ハッキリ言ってビビる。
これはもうエンターテイメント!
面白かった。重過ぎず適度な緊張感。金曜の会社帰りに観るには最高の作品だ。
アナ・ケンドリック×ブレイク・ライブリー。まさにアメリカンな人気女優の共演で、生活感のないライトなミステリーというのも楽しくていいものだ。難しいことは考えずに観るべき作品だろう。
ママ友となったステファニー(ケンドリック)とエミリー(ライブリー)だったが、エミリーの突然の失踪により物語が動き始める。
おっとりとしていると思いきや意外にもタフなステファニーとミステリアスかつ猟奇的なエミリーのアップテンポな駆け引きが楽しく、あっという間の117分だった。
陰湿なストーリーであるはずが、爽やかとさえ感じてしまうのは、アナ・ケンドリックの個性の成せる技だろう。
ブラックユーモアを交えたサスペンスモノ
最初は、女性の凸凹コンピが色々と巻き起こすヒューマンドラマかと思っていましたが・・・・
サスペンスだったとは・・・・
ブラックユーモアを交えたサスペンスモノでしたね。
ブラックユーモアが分かる人には台詞などが面白いが、少々何と言うかお話の展開と言うか進行と言うか、いまひとつのりきれないと言うか分からない・・・・
映画を見終わって「あっ、そうなんだ」と・・・・・・
主演のアナ・ケンドリックにしろ、ブレイク・ライヴリーにしろ、他の俳優さんも含め演技などはバッグンですが、なんかいまひとつのりきれないな・・・・お話に・・・・・
サスペンスかと思いきや。。。
予告編を観た時、サスペンス調でシリアスな映画かと思いましたが、いい意味で笑える場面もあり面白かったです。展開が二転三転し、駆け引きもドキドキしながら引き込まれました。二人の過去が徐々に明るみになっていき、最後は予想だにしないラスト!アナ・ケンドリック、ブレイク・ライヴリーの共演も見どころで、服もオシャレで観ていて楽しめました。
ママ友話しの日常かと思ったら
ありがちな要領の良いママに使われ、都合の良いママのお話かと思ったら、嫌々なかなかのしたたかさ&要領のよさ。シンママの虎視眈々と仕向けていく怖さもありました。
それを周囲は冷ややかに見ているのもあるあるかもと。だけど真実は!とすんなり進まないどころかそうなる?という女の怖さ垣間見た作品でした。
美しい女性には気をつけろ
二人の女性の頭脳戦のよう。美しいが何か得体の知れない怪しさを感じさせる。ストーリーも騙しているのか騙されているのかそのうち分からなくなる。最後はアッと驚く結末が。派手さはないが、演出と配役は必見です。
コメディーだと思って観たら、まんま騙されました(笑)
見事に騙されました(笑)
『ゴーン・ガール』以来の大どんでん返しに、まんまと罠にはまった私。
最初から最後まで、一瞬たりとも退屈しない、ノンストップミステリーを堪能しました。
女の執念って本当に怖い…。
美しく笑えば笑うほど、その笑顔は偽りだってことを知ってしまう。
この世に聖人なんて、本当にいるのだろうか?
そんな事を考えてしまう、ビッチな映画。
富を得ている奴ほど、過去に何を抱えているか分からないということを思い知らされました。
過去を引きずり続けた結果がコレなのだとしたら悲惨。
この映画を観たら、過去に未練なんて二度と残してはいけないと感じました。
映画のあらすじを語りたいとこですが、全てネタバレになりそうなので語れないのがもどかしい…。
これはもう、何も期待しないで見るのが一番面白いのかも。
とにかく、主役の二人の女性のキャラが最強に面白かった!
アナ・ケンドリックさんの笑顔と、かなりハイテンションな性格がもう最高!
『ハッピーボイスキラー』の時の役のテンションそのままに、空回りまくりの行動と笑顔が最高にキュート。
対する、ブレイク・ライブリーさんの美しさに釘付け。
『アデライン、100年目の恋』のあの美しすぎる美貌を知っているならば、絶対この映画の彼女にもハマるはず!
Favorとは、親切や好意という意味ですが、親友だと思っていた彼女がまさか…!?
もう、何を信じて、何を疑えばいいのか分からなくなるくらい、最後の最後に騙されました!
小説化する前に映画化されたというのも納得の最強ミステリー、ここに登場です!
観終わったあと、「やられた」と叫びたくなる映画でした。
意外と笑えるスリラー
シングルマザーのブロガー、ステファニーは息子の友達のお母さんで多忙なキャリアウーマンのエミリーと親しくなる。ある日エミリーから急用が出来たので代わりに息子を学校まで迎えに行って欲しいと頼まれたステファニーは快諾するが、エミリーはいつまで経っても現れない。エミリーの夫は捜索願を出しステファニーはビラ配りやブログを通じて情報提供を求めるが、エミリーが借りたレンタカーが放置されていることが発見されたことから事態は意外な方向へ転がり始める。
作品トーンはポスターイメージと違ってかなりコメディ寄りのポップな作風。この辺りは『ブライズメイズ 史上最悪のウェディング・プラン』やリメイク版『ゴーストバスターズ』といった女性が主役の軽快なコメディばかり撮っている監督ポール・フェイグの安定路線。なんとなく『ゴーン・ガール』っぽい筋立てですが、こちらはクスッと笑えるギャグをふんだんに織り込みながらトリッキーな展開で飽きさせない作品に仕上がっていました。
今時珍しい感じの60年代辺りのフランス映画っぽいオープニングタイトルとフレンチポップス主体のサントラがなかなか個性的で、ポール・フェイグの芸達者ぶりに感心しました。
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