劇場公開日 2018年10月19日

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「古典的なストーリーだが楽しめる」デス・ウィッシュ るか19さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0古典的なストーリーだが楽しめる

2018年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

よくあるストーリーだが痛快で楽しめる。
日本に住んでいるとわからないがアメリカの銃社会の怖さを感じることができる映画。
つい今し方まで幸せな一家が夫が仕事に出かけている間に妻が殺され娘も重体となる。警察署は日常茶飯事に起こるそうした次元の書類が山積みで担当刑事も被害者の家族に自分の携帯にいつでも電話をくれと名刺を渡すがその番号にかけてもいつも留守番電話でつながった試しがない。
まさに一瞬先は闇の世界で、仮にどんなに真面目にまっとうに人のために生きようとも、一発の弾丸によりその終わりは突然現れてしまう。そしてそれは単なる不運としか言いようがない。そんなやるせないアメリカの抱える銃社会の矛盾をこの映画は素直に伝えてくれる。
確かに目新しさがなく売りにかける映画だとは思うがチケットを買って見てみて裏切られたという気は全くしない映画です。

るか19