劇場公開日 2018年10月19日

  • 予告編を見る

「必殺仕事人なんかじゃない。復讐の是非を問う、哀しきサスペンス・アクション!!」デス・ウィッシュ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5必殺仕事人なんかじゃない。復讐の是非を問う、哀しきサスペンス・アクション!!

2018年10月30日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:愛する者を奪われた主人公が、自らの手で悪人を裁いていこうとするまでの過程が、切なくも重厚に描かれている。復讐の是非を問う内容も秀逸。
否:かなりグロい描写が多いので、苦手な人には全く向かない。

 『表の顔は外科医、裏の顔は処刑人。』なんて聞くと、どうしても必殺仕事人のような痛快なヒーローを想像してしまいがちですが、本作で描かれているのは、それよりももっと哀しくて切ない物語です。
 愛する家族を理不尽な暴力で奪われ、捜査も一向に進展しない。憤る精神状態にあって、目の前で不条理な暴力が散見される街で生きている主人公が、遂に自ら犯人を成敗するために立ち上がっていくまでの様子が、非常に重苦しい雰囲気の中で描かれていくのが印象深いです。私怨による復讐の是非を問う内容であることにも、大きな意味があると思います。
 グロいシーンも思ったよりかなり多いので、苦手な人には向きませんが、重くも切ない復讐の物語を、是非ご覧になってみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド