「人物の心理描写が私には難解で」ベルリン・シンドローム 幸ぴこリンさんの映画レビュー(感想・評価)
人物の心理描写が私には難解で
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主人公が何を狙って監禁後の日々を静かに過ごしていたのか、なぜ途中で犯人と寝たのか(いっときの迷いか懐柔かと思いきやそうでもないし…)、犯人はクレアをどうしたかったのか、途中で飽きて殺そうとしたのか、発狂でもさせてずっと一緒にいたかったのかが全然スッと入ってこず、結局エンドロールを迎えても何だったの…と肩透かしを食らったような気持ちに陥った。
心理描写が難解だっただけでなく、クレアとおブスな生徒ちゃんがどうやって助かったのかが映し出されず意味不明。う〜ん。
あと、尺が長いよ。てっきりオトーチャン、途中でクレアを助けに来てくれて息子に殺されるのかと思ったらフツーにお陀仏かよ。そして父親が逝去したら息子は悲しむだけで、変化も何もない。そんならオトーチャンのエピソードに割いた尺、全部省いちゃっても宜しくない?
クレアが綺麗で線が細くて監禁されたカモい旅行客役がハマってて良かったけど、人に薦めたい作品じゃなかった。
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