「血の描写が」ビューティフル・デイ nakadakanさんの映画レビュー(感想・評価)
血の描写が
寡黙な主人公役のホアキン・フェニックスの演技と、台詞の代わりに暗く響く音楽に、淡々とした不穏な映像がとても印象的でした。
直接的なバイオレンス描写は控え目ながら、血の描写が生々しくインパクトがありました。
主人公の過去などは断片的な記憶でしか察せられませんが、苦悩するモザイクのような心象を映像でみせる作品かと感じました。
原題は英語で邦題も英語って、原題のままでも良かったのではと思いますが。
どこがビューティフルデイなのかと思って観ていましたが、ここの場面からか、と。
一応、希望を感じました。
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