15時17分、パリ行きのレビュー・感想・評価
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構成力を見た。
果たして当事者本人を使っていると言う最大のフックを知らなければ、これを面白いと思えたのかは微妙なところだけど、
事件の結末がわかってる物語なんて映画で観て面白いのか?と思ったら、
ここから始めて、こういう構成をすれば映画になるのですよ、と言うお手本のような映画だなと思った。
話の落としどころも始まりのキリスト教が伏線となってて、彼らのパーソナルが事件にどう役にたったのかというのも運命を感じられて良かったと思う。
だけど、全て美談で片付けられてるようにも思った。
彼ら3人は本当にヒーローのような人だったかはわからないけど、
ヒーローではないどこにでもいる人が物語の主人公になるというのが一般人を使った理由でもあるし、それはそれで良かったのか…
蛮勇と奇跡と友情
新幹線でも事件があった、助けに入った男性が殺害された。理不尽である。
本作でも休暇中の軍人といえど丸腰で自動小銃を構えたテロリストに飛びかかる、運よく不発だったことは奇跡に近い。何故彼は行動できたのかを知るために幼少期を描く必要があったのかも知れない。
しかし、学校ではすぐに罰とか薬とか矯正したがるダメ教師ばかり。
問題児として虐げられた彼らの義侠心はどこから来たのだろう。
俳優を使わず本人たちを使ったのは理屈ではなく感じとってもらうしかないとイーストウッド監督は思ったのかも知れない。
「事件が人を動かした」
56本目。
当時のテロ事件で活躍した3人を、そのまま映画に起用すると言う、クリント・イーストウッドの拘りが凄い。
また、3人が素人とは思えない程、演技が上手かった。
スペンサーの腕立てシーンは何度見ても、かっこいい。
ホームビデオを見に来たわけではない
まずはじめに言っておきたいことは、キャストは素晴らしかった。あのリアリティは彼らでなければ再現できない。
どれだけ平和な日常にもテロは突然降りかかるということを描きたいのは分かるが、分かるんだが、よくぞここまで退屈な作品に仕上げたもんだ。これはあまりにもPV詐欺なのでは???もっと犯罪者の裏面を掘り下げてみるとかあったのでは???何をやっても問題児だった3人が立派に成長し何十人もの命を救うことができた、それは分かる。しかしいくらなんでも引き伸ばしすぎでは???
ヒューマン映画だったw
実際にテロ班拘束した人が演じてるって情報以外は皆無で映画館へGO!
アクション映画と思いきや、ヒーローになった3人がヒーローになるまでのヒューマン映画でした ww
(実際の拘束シーンは10分もないと思う)
期待してたものとは違うが、3人がヨーロッパを旅するシーンは実際に旅行してるような気分を味わえるし悪くはない…
が、映画館で観なくてもよかったかも。
正義感とか平等主義とかは倫理のうちは綺麗な飾り言葉に過ぎない。それ...
正義感とか平等主義とかは倫理のうちは綺麗な飾り言葉に過ぎない。それが生き方そのものになった時に初めて人を助けたり世の中を変革して行く力になり得るのだと感じさせられた。
アクションシーンは少なめ
実話を元にした映画。
実際にテロに立ち向かった3人の青年
その場に居合わせた乗客までもが
本人出演!ということで興味を惹かれ
鑑賞しました。
青年たちの成長過程が8割方で
アクションシーンを求めるなら
物足りないかもしれないです。
テロのシーンも一瞬ですが
実際に起こった話なのでこれはこれで
リアルで良いのかなと思いました。
意外とグロいところもあるので
血がダメな人は厳しいかも、、、
質の高い再現ドラマ
もし、この映画に原作があったなら酷評で埋め尽くされたんだと思う。
でもこの映画の凄い所は、原作なんて無くて実際に起こった列車テロ事件だって事。さらに犯人以外はほぼ全員事件に立ち会ったご本人たちだと言う。もうそれだけの映画だった。
実際の事件を客観的に見たら、意外と淡白な感じなのかな、とか思った。演じているとは言え、本人たちがその時を思い出してやってるのだろうからこの通りなんだと思う。
なかなか実験的な試みには敬意を表しつつも、映画としては、、、んー3つかな。
評価の分かれる作品
クリントイーストウッドということで期待しすぎたかもしれない。
正直、中盤のヨーロッパ観光旅行を楽しむ主人公達の行動に眠たくなってしまった。
事件の当事者を役者として起用するという試みは新しいし、高齢のクリントイーストウッドがその試みにチャレンジしようとする姿勢には心からリスペクトしている。
が、私にはあの間延び感を楽しむことはできなかった。
テロが身近に起こる国の方々とは感じ方が違うことも要因なのかもしれない。きっと私には見ていてもわかってないことが多いのだろう。
残念ながら、厳しい評価になってしまった。
少し間延び感は否めない
3人の青年が電車内テロを止めるのを3人の人生を振り返りながら見ていくといった内容。
実際にあった事件と言うことでアクション映画さながらのド派手な銃撃戦ではなく、相手に武器を使わせないように鎮圧するという感じがよりリアルさ、生々しさが表現されていてよかった。
冒頭からテロのシーンとなるが3人の幼少期からの成長ストーリーが合間合間に挿入され、犯人を取り押さえるシーンの前に3人の過去のストーリーが終わるため、どのような心境で行動に出たのかが無理なくわかりやすく理解できるいい作品だった。
ただ逆にいうと事件のシーンだけではすぐに終わってしまうために3人の過去を合間に挟むという方法をとっていたため、早く取り押さえのシーンを見たかった自分としては引っ張られてるなと感じた。
総評としてはとてもリアルで、登場人物達の誇り等しっかり描けており、良い作品だったと思う
なんとも、、、
リアルっちゃ、リアルだし。
好き好きだなこれは。
終わった後の不完全燃焼感が私は凄かった。
イーストウッドに期待を込め過ぎたのか、
ここまでリアルに描かれてたとは、
ただ、幼少期のくだりは母目線になるとグッときました。
これは好き好きかな〜?
予告でほぼ良かったのでは?と思ってしまった。
普通の人の普通な話
一般人の一般的な話…正直興味の湧かない他人の人生をずーっと観ている感じ。興味の対照である「テロ」のシーンは一瞬だし…
果たして「殆ど本人」「イーストウッド」のキーワードが無ければ、ここまで評価されるのだろうか…?
と今心の荒んでいる自分は思ってしまいました…
女の子可愛い!と思ったら彼女は役者らしいし…
「(どんなことがあっても、)正義のためなら、行動するのです。
「(どんなことがあっても、)正義のためなら、行動するのです。」
ストーリーとしては、倒叙的に展開するのかと思いきや、
話の三分のニは、犯人を追いつめた3人の中学時代から成長を描きつつも、時々挿入される事件の場面ハラハラさせられる。これが監督の制作する手法か?リアリティが増幅する。
スペンサーを中心に描かれている。過去と現実の構築が上手い!と
思った。イーストウッドの作品を映画館で観させて頂くのは初めて
時間軸がフラフラしているのに、1本の完成された作品に仕上がっている。脱帽だ。3人の演技も素人とは思えない。
15時17分パリ行のこの列車に乗り合わせたという偶然と列車の中の緊迫感が上手く調合され半端ない。あの狭いスペースでの車内撮影はお見事。しかも、列車が、すれ違うという設定。何も言えねぇ。
フランスの田園を駆け抜けていく一筋の列車の美しさは、垂涎もの。
スペンサーが、事件後、列車を目の前にして語ったことに
涙が止まらなかった。まさに極上の感動。
「映画の素晴らしさ」を再認識をさせられた。
生々しい
本人でキャストを固め制作されたテロ事件の映画化という事で観て来ました!
やっぱりイーストウッド監督の映画は素晴らしい^ ^
本人達の生い立ちから始まりテロ事件に至るまでで何故彼らがテロリストに立ち向かったのかがよく分かりました!
それでもあの事件が起きて立ち向かった時は唖然としました(^^;
テロリストに指を切断され首を切られそれでも立ち向かい3人でボコボコにしたシーンは凄かった(^^;
最後犯人が警察に紐で縛られて担がれて連行された時は笑っちゃいました^ ^
3人の勇気ある行動は素晴らしい^ ^
撃たれた方も本人さんのようですが無事で何よりです^ ^
さえない三匹の若造が見ていて可愛かったw 事件より若造の生い立ちに...
さえない三匹の若造が見ていて可愛かったw
事件より若造の生い立ちに焦点をおいた作品で、見せ方が上手いなと思った。
若いうちに金はないけど色々回る旅行はしとくべきな〜‼︎
当事者による実演を知らなかったら?
当事者によるテロ事件の再現ドラマで、ラストシーンは本物の記録フィルムなのかな?
だけどラストシーンに、今まで演じていた本人たちが映っているのを見て、改めて現実に起きたことと気づいて衝撃を受けました。虚構と現実を混ぜながら、最後の叙勲シーンへの流れは素晴らしく、オランド大統領のスピーチも感動的です。
ここで、初めて観客が本人出演に気づくと言う演出だったら、愕然としただろうな。
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