劇場公開日 2018年3月1日

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「構成力を見た。」15時17分、パリ行き 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

2.5構成力を見た。

2018年7月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

果たして当事者本人を使っていると言う最大のフックを知らなければ、これを面白いと思えたのかは微妙なところだけど、
事件の結末がわかってる物語なんて映画で観て面白いのか?と思ったら、
ここから始めて、こういう構成をすれば映画になるのですよ、と言うお手本のような映画だなと思った。

話の落としどころも始まりのキリスト教が伏線となってて、彼らのパーソナルが事件にどう役にたったのかというのも運命を感じられて良かったと思う。

だけど、全て美談で片付けられてるようにも思った。
彼ら3人は本当にヒーローのような人だったかはわからないけど、
ヒーローではないどこにでもいる人が物語の主人公になるというのが一般人を使った理由でもあるし、それはそれで良かったのか…

奥嶋ひろまさ