「第一期ゴジラ世代の感想」ゴジラ キング・オブ・モンスターズ シューテツさんの映画レビュー(感想・評価)
第一期ゴジラ世代の感想
公開初日に我慢出来ずに観に行ったというと、凄いゴジラファンのように思われそうですが、冷静に考えて私はそれ程のゴジラファンではないと思います(笑)
私(64歳)が怪獣映画に夢中になっていたのは小学生までです。平成ゴジラシリーズなんて劇場では1本も観ていませんし、当時観たいと思ったこともなかったです。理由はガキの映画という烙印を自分の中で押していたからです。
但し私の世代というのは、ゴジラと共に時代を生きて来たので影響力は強く決して無視できない存在であり、例えば『シンゴジラ』の様に別の方向性や切り口で制作されるとなると俄然興味が湧いて観たくなります。初日観に行った時も、恐らく私と同じような思いを持った私世代のシニアのオッサン達が一杯来ていましたからね。
で、本作の感想ですが、おなか一杯になりした。この映画に対してこれ以上を望むこと自体がバカげている様な気がしましたね。
それは、私が観なくなった日本製の(怪獣プロレス)ゴジラ映画に対して、多くの大人が物足りないと感じ、映像的に絶対にクリア出来なかった部分が全てクリアされいたからでしょうね。
私のゴジラ映画への期待についてはそれが全てであり、本作に対して細かくあれこれケチをつけている人は、きっと(昔の)日本製ゴジラを観ていない人達なのだと思います。
あと、音楽が良かったです。我々世代の殆どは、ほぼノスタルジーだけで観ていますので、ゴジラのテーマ、モスラのテーマ、あれが流れるだけでもう感涙ものでしたから…
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