「なんと薄っぺらいゴジラ愛」ゴジラ キング・オブ・モンスターズ Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
なんと薄っぺらいゴジラ愛
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自分は特別ゴジラ映画の強いファンではないが
ゴジラ映画はシン・ゴジラのような「人類の英知とゴジラが対峙する系」と
「怪獣プロレス系」は認識しており、それは区別して見ているつもりだが
今作は後者としてもかなり問題がある作品に感じました
まず最初の時点でゴジラ含め怪獣軍団をその気になれば人類が制御出来る
状況にあり、なんかよくわからん理由でやらない。その時点で?であった。
国防や民間人への危険を回避したい軍の質問にもちゃんと答えない。
ぶっちゃけ夫婦が別居してる理由もいまいちわからない
そのへんにモヤモヤしながら見ていくと、ギドラを起こすスイッチを
母親が押す。この時点でもう真面目に見る気がなくなった
その後はもうなぜ?なぜ?なぜ?の繰り返し
なぜこんなに都合がいいの?なんであの機械あんなすぐ持ち出せるの?
あの世界に自分がいても家で寝てるだけで解決してそうです
だんだんなぜこんな作品にした?なぜレビューの評価が高いのか?
まで見ながら疑問は及びました
大迫力のモンスター格闘シーン?暗くてわからない
モスラのデザインも気に入らない
それも暗くてよくわからない
足元でわめく人間どもの行動原理もわからない
ゴジラ早く全員踏んでくれと何度思ったことか
監督はゴジラ愛にあふれている方だそうですが
取って付けたような過去作のエピソードばっかくっつけて
愛ですか
自分にはうすっぺらな愛にしか感じませんでした
この監督の作品もハリウッドのゴジラも
二度と見ることはないでしょう
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