「おぼえがき」ゴジラ キング・オブ・モンスターズ ぜっとさんの映画レビュー(感想・評価)
おぼえがき
新宿東宝IMAX字幕版。
五年前にサンフランシスコでMUTOとドンガラガッシャンやったゴジラ。
それを見たエコテロリスト共がガイア理論に則ってゴジラ以外のモスラだのラドンだのZEEBRAとK DUB SHINEとDJ OASISだのを蘇らせてゴジラと怪獣プロレスしていく…みたいな。
面白かった。
多分、リアルな怪獣路線は平成ガメラ以降「シンゴジラ」である程度頭打ちに感じてたしちょっと飽きてた分、「俺は怪獣プロレスが観たいし観してぇんだよ!!!!!!」っていう製作陣にすんなりノれた。
脚本とか、設定とかはもうほんとウンコだなって思うところも多かったけど、ガッツリ金のかかった怪獣プロレスが観たかったので僕はこれで満足です。
ラドンのぐるぐるアタック(仮)とか、特撮だったら無理だしね。
ギドラの雷のシーンもそりゃアガる。
ギドラは登場シーンの見せ方もよかった。
戦闘シーンが結構天気悪くて暗いところが多くて、その上でもう何が何やらな格闘を繰り広げられるので見辛いな~とは思いましたけど。
アイツの首が取れたのとか、俺よくわかんなかったしね。
アホほど多い旧作ファンへの目配せが「だから何( ᷇࿀ ᷆ )?」な感じなのが多いのを可愛げととるか死ねととるかは人によるかなぁ。
でもやっぱゴジラ、ギドラ、モスラ各々のテーマはやっぱ問答無用にグッときちゃいましたね。
脚本は一々挙げてたらきりがないくらいにはわけわかんない。
でも、味方も敵も何だかんだで「怪獣を暴れさせる」ってのは一致してるので、怪獣プロレスがすんなり行くのはいいね。
核の描写は、何かを守るための~的なものなのですごくアメリカ的だけど、日本人に原爆を使わせるってやっぱ攻めてますよね。
その前になんかケン・ワタナベが「傷を癒すには敵を認める云々」言った後でしたしね。
ポリティカリーコレクト?知らん!
あすこで渡辺謙を誰も止めない、とか、あそこで見つけた人類の遺産達を問答無用でぶっ壊す科学者ってどーよ?とか、けっこうあそこひどいな~。