「夢の世界」未来のミライ odeoonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
夢の世界
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家族の意味、大切さをくんちゃんの悩みを通して夢の世界と言うかバックトゥーザフューチャー風にアレンジしたドリーム・アニメ。
子供には独占欲とか嫉妬の戒め、親世代には子供への均等な愛情の注ぎ方、対話の重要さを教えてくれますね。原作・脚本・監督とまさに細田ワールド、アニメもいつもどおりの影無し作画でしたね。心暖かいばかりでなく鬼ババとか独りぼっちの世界への赤い新幹線とかホラー調の怖さも交えた独特の世界観。細田監督は、中学生の頃から山下達郎のファンだったそうで、私も「さよなら夏の日」とか「クリスマスイブ」は大好きです。山下さんも本作で初めての2曲の書下ろしとその想いに応えていましたね、ただ、幼児の叫び声のような甲高い歌声は馴染めませんでした。
観ながら可愛がってくれた両親、祖父母、古銭をくれたひいばあちゃんのことなどが蘇り、今の自分はけっして一人じゃないなんて励みになりました、お墓参りに行こうかしら・・。
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