「はぁ?」未来のミライ 中島さんの映画レビュー(感想・評価)
はぁ?
おおかみこどもから思っていたのですが、家族というものの表現を軽視しすぎです。
なにも、子育てに関して苦労する部分をもっと描けという事ではなく、これが理想の家族でーすと綺麗な絵を使って表現しているのに虫酸が走ります。
くんちゃんは、物語が進むにつれて成長していくのかと思いきや、終盤近くになっても妹の未来ちゃんを殴ろうとする始末。
そしてクライマックスで、急激にわかり合えるみたいな事をみしていて。はぁ?じゃあ、序盤の雛祭りとか、お母さんの子どもの頃のところとかなんだったの?その時間返せよ!ってツッコミを入れたくなるぐらい。
しかも、もっとイライラするのは親です。
なんか、母親はいつも、上から目線で夫に指示して「父親はみんな子どものこと嫌いなのかと思った」言わせていて、はぁ?何様やねん?
父親は父親でなんか、くんちゃんが自転車に乗れたの俺が頑張って応援したからみたいな感じで泣きそうになってたけど、自惚れんなよ!近所の子どもにあっさり頼ったり、遠くからなんか観てるだけでアドバイスもなんもしてなかったやないかい!!
その2人が最後にイチャコラして、子育てって大変だけど頑張ろうってどの口がいうとんのじゃ!
しかもその時に車の後部座席のすぐ後ろにキャンプ道具を無理矢理積みすぎじゃ!!急ブレーキかけたら子どもの頭の上に落ちてくるだろ!!
ほんと、この親にしてこの子ありだな!
それが、良い話げに終わって理想的な家族でーすって子育てしてる人達を馬鹿にしすぎだろ!ってずっっとイライラしてて、これを観る若い世代の人達に悪い意味で家族はこんなにも幸せなものでーすって薄っぺらく伝わると思うとホントに遺憾です。
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