「くんちゃんに教えられる家族の大切さ」未来のミライ とえさんの映画レビュー(感想・評価)
くんちゃんに教えられる家族の大切さ
時には笑いながら、気持ちがほのぼのした映画だった
主人公のくんちゃんに妹の未来ちゃんが生まれる
すると、お父さんと、お母さんは未来ちゃんばかりを可愛がり、くんちゃんは赤ちゃんがえりをしてしまう
そのくんちゃんが赤ちゃんがえりをしているところへ、ある日、未来から妹の未来ちゃんがやってくる
まるでベビーシッターのような学生の未来ちゃんをガイドに、くんちゃんは過去や未来へ旅をして、その当時の家族に会う
子供だった頃のお母さんとか、若いひいじいちゃんとか
その時間旅行を通して見えてくるのは、くんちゃんがその家に生まれてきた奇跡だ
ひいじいちゃんにも、お母さんにも、それまでの人生があって、もし1日でも違う行動をしていたら、くんちゃんは、お母さんにも、未来ちゃんにも会えなかったのかもしれない
そんな出会いの奇跡を知り、
くんちゃんは時間旅行でいろいろと学びながら、自分が家族の一員で、未来ちゃんのお兄ちゃんであることを自覚していく
これは子供向けのアニメというよりも、大人が観るべきアニメだと思った
大人たちもまた、子供たちから人生を学び、成長するのだ
大人たちにとっても、子供たちにとっても、いつの時代も家族は生活の中心にあって、大切な存在なのだ
そんな家族の温かさを再認識し、ほのぼのとする映画だった
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