「昔の児童文学みたいな雰囲気は良かったが、対象がいまいち分からない」未来のミライ 有無さんの映画レビュー(感想・評価)
昔の児童文学みたいな雰囲気は良かったが、対象がいまいち分からない
理由説明が重要ではないファンタジー展開。長くて深刻な話ではなく、短くて荒唐無稽な騒動(エピソード)の連続。でも最後には、その積み重ねが成長に…。
なんか、昔の児童文学みたいな雰囲気は良かった。でも、それにしてはかなり親視点や育児問題や新しい夫婦の役割分担にも重心があり、対象がいまいち分からない。
自分のことだけだった クンちゃんが、普段は意思疏通が出来ない犬や妹と協力して事を成し遂げ、本来なら会えないはずの母(幼少)と曾祖父(故人)とも交流する。他人の人生や気持ちに触れ、「兄」という肩書きを自覚し、少し大人になる物語。
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