「中身の無い不愉快な映画」未来のミライ yokiさんの映画レビュー(感想・評価)
中身の無い不愉快な映画
クリックして本文を読む
皆さんと同じような感想です。
この映画はつまらないです。
鑑賞料金分で美味しいご飯でも食べてきた方がいいです。
誉められるのは、アニメーションとしての映像表現力の部分のみです。
・主人公がただただ不愉快
・ストーリーやメッセージ性が無い
・各種設定の意味不明さ、あるいは活かせてない
クレヨンしんちゃんとか、他のアニメでも問題児キャラはいますが、時々見せる優しい一面とか、ストーリーの良さでカバー出来てるから面白く見れるし、愛されるキャラクターになります。
しかし、本作品の「くん」は本当にイライラして生理的に受け付けません。
電車のおもちゃで殴るシーンや、じいさんがビデオ撮影してるシーンはイライラMAXです。
正直両親に、もっと厳しくしつけろ!とか、げんこつでもお見舞いしろ!と思いながら見ていました。
逆に、そういうシーンから結果的に家族の絆が深まるというストーリーも考えられるとも思います。
未来ちゃんが現れたのは、最初はstand by me ドラえもんみたいに、好きな男子と結ばれるというゴール目指して話が進むのかと思って見ていましたが、特にその後の結果は語られず。雛人形をあんなに苦労して片付けたのは何だったのか?
手のアザも意味不明。判別のためだけならホクロとかでいいのでは?
あるいは、自分がおもちゃとかでケガさせてできた傷痕でも良かったのでは?
何より、あの不思議な現象や世界観が謎。少しはあの世界の説明があればいいのですが、無いから本当にただの設定の無い不思議なだけの世界。
そして最後に、主人公が何か悟ったかのように描かれていますが、安直で薄っぺらいです。あの年頃の子供にああいったことは理解できないはずです。
コメントする