「結構グロ」ミスミソウ aromさんの映画レビュー(感想・評価)
結構グロ
ガッカリすることがあまりにも多くて、邦画ホラーは全く観なくなってしまったのですが、あまり期待しないで見て観たらわりとグロくて面白かったです。
過疎化している排他的な村で起こる壮絶なイジメ、というか完全に凶悪犯罪。閉塞感で息苦しいほどの過疎の村で、中学生たちが自発的に始めた「バトルロワイヤル」という感じ。
よくある邦画ホラーは、出演者のアイドルがキャーキャー切迫感のない演技だったり、意味もなく学生を性的に映すシーンでシラケることが多いですが、この作品には全くなく、出演者全ての演技が素晴らしかったです。
とくに大塚れなさんの迫真の演技が、無理目のトンデモストーリーをカバーしており、この作品のレベルを高く上げてくれていると思いました。大塚れなさんはこれからも期待したいです。
その他の生徒たち、先生、保護者役の俳優さんの演技力も素晴らしかったと思います。
漫画の実写版ということなので、トンデモストーリーなのは仕方がないのかなと思いました。
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