「イジメが酷い」ミスミソウ アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
イジメが酷い
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イジメものは観ていて辛くなるが、コレも酷い。イジメの対象の家に放火したり、家族を焼き殺したり、殺人であり、イジメどころの話ではない。野咲が逆ギレして殺したくなるのも無理はない。とはいえいくら怒りがMAXに達したとはいえ、今までおとなしかった子があんな残虐にはなり得ないけどね。
ボス的存在のたえちゃんは決してイジメを命令していないし、強要もしていない。取り巻きが勝手な思い込みでご機嫌取りをしているように見えるが、どんどんエスカレートしていくイジメにストップをかける事が出来たのにしなかったことはやはり良くない。
野咲が殺戮する際に、雪の中に都合よく釘やらペンチやらボーガンがあるところはちょっと出来好き。担任の先生も、イジメにより病んでいたんだから、まず、カウンセリング受けるなり治すべきでしたね。そうアドバイスする人が周りにいなかったんだろうこともまた悲劇。
白い雪に血が飛び散ることで、残酷だけど絵的に汚く見えないし、雪の中に咲くミスミソウも綺麗。
想像できる範囲ではあるが、唯一の味方の相葉くんが実は、いちばんヤバい奴だったところは面白かった。
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