劇場公開日 2018年4月7日

  • 予告編を見る

「そして誰もいなくなっ……てなかったんかい!」ミスミソウ Pegasusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5そして誰もいなくなっ……てなかったんかい!

2020年4月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

怖い

この作品はあまりにも「過」が目立つ。
まずいじめの根本的原因として「過疎」
それぞれが抱える問題は「過保護」であったり、「過度」ないじめ。
登場人物はまず、主演の山田杏奈以外(山田杏奈はギリ中学生でもセーフ)絶対中学生を「過ぎて」いる年齢(設定はせめて高校生の方がいい)だし、みんな「過激」すぎ。(8割サイコパス)
一応スプラッター映画?なのか描写も「過激」。血が出るシーンはジェットコースターの落ちてる時みたいに腹がヒヤッとした。血の出かたとかはかなり自然な感じだったけど返り血は不自然だった。

かなり人を選ぶ映画だけど自分は好き。「渇き。」とか好きな人にはいいかも。
個人的に気に入ったのは山田杏奈の演技に監督と音楽。
山田杏奈は演技上手いし、いい味出してた。
監督は知らなかったけど、シリアスな作風が上手いと感じた。無理にスプラッター要素入れなくても良かったのでは?
音楽も、一つ一つのシーンに寄り添うようにしていて良かった。
面白かったけど重いし、胸糞だからもう一度観たいとは思わないかな…
最後は思わずうるっときた。
自分が思うにこの作品はスプラッター映画ではなく、ホラー映画だ。
ミスミソウとはあの金髪の子の事を表してるかな?

Pegasus