「金持ちはケチ」ゲティ家の身代金 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
金持ちはケチ
映画自体は面白かったけど、
テーマがどこにあるのかいまいちピンと来なかった。
まず孫のフニャフニャした世間知らずの感じが、
キャラとしては良かったけど観ててイライラした。
心の何処かで自業自得じゃ!と思ってる自分がいた。
金持ちはケチと言うけれど、それを地で行っていた。
徹底してて気持ちが良いほどだった。
寄付してくれ、と言う人には
あなたみたいな人を相手にしてたら
破産してしまうから無理と言い、
誘拐犯には孫が14人いる、孫の価値は0と言い放つ。
自分の立場を分かっていながら
危ない夜道をフラフラしてた孫が悪いから
その通りだと思っていたら、
金は払わないけど愛情はあったようで、
後半キャラがよく分からなくなった。
値切りたかっただけなのか?
愛情よりケチな性格が勝ったのか、
とても虚しい最期だった。
で、結局何が言いたかったのか、
凄くモヤッとしている。
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