「熟年層には共感できるかも、悲しい愛のかたち。」ラブレス キムラファンマルケさんの映画レビュー(感想・評価)
熟年層には共感できるかも、悲しい愛のかたち。
男と女の愛、親と子の愛、理想や夢に描いた愛と現実の乖離。
こんなはずではなかった。あの時こうしていれば。この愛は本物だ。など、愛に迷ったときの苦しみや、言い訳、自己嫌悪、対人嫌悪、虚無感、そういうものを上手に描いている。
【総評】テーマが重いし、ストーリーもテンポを必要としない中、だらけることなく上手く纏まっている。 文学作品といった感じ。
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