劇場公開日 2018年5月4日

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アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダルのレビュー・感想・評価

全150件中、61~80件目を表示

3.0気が強かったんだね。この娘さん。

2018年12月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

1990年代、オリンピック選手ナンシー・ケリガンがライバル選手側に襲撃された事件を、襲撃元の選手、トーニャ・ハーディング側から半生も含めて色々な面から語られる。

ありました、ありました!
この事件!!思い出しました。
ケリガン選手の顔の記憶が無いが、ハーディング選手の可愛らしい顔の記憶はあるw
足が痛いとかで演技を辞めて泣きじゃくる顔の記憶が!
審査員に泣きながら釈明して・・。

しか〜し、この映画のハーディングに可愛らしさは無かった。「あれっ?こんな性格の女性だったの?」である。(まぁ、私も若かったし、ニュースでしか観ない訳で)

とにかく気が強い。荒い。当時結婚もしてたのね。
そしてこの子にして、この母親。サイコ的展開。
そして夫ジェフ。なかなかのDV。
ブラック・ユーモアも混ぜながら、あの事件の真相へ。

笑っちゃいけない話なんだけど、アメリカ人ならではの、こういう展開になるのね!的でとことんブラック・ユーモアへと誘ってくれた。

事実かどうかは分かりませんが、開き直りなハーディングが居たからこその映画であり、事件ありきの映画だと思いました。
私は事件の発端が観れてまぁまぁ満足です。

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巫女雷男

4.0嫌われトーニャの半生

2018年12月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

興奮

日本でも人気のフィギュアスケート。
選手たちは国民的スター。
本作で描かれる女子選手も、色んな意味で“スター”。
…いや、正しくは、“ヒール”と言うべきか。

トーニャ・ハーディング。
本当に毎度毎度、スポーツの事には疎いので、恥ずかしながら名前を聞いたのは初めて。
輝かしい実績、オリンピックにも出場。また、トリプルアクセルを成功させた初のアメリカ人女性選手としても知られている。(ちなみに、女子初は、我が日本の伊藤みどり)
称えられるのに充分なのに、しかし彼女は嫌われ者。選手としてより、ある事件の方で有名。
元夫とその仲間がライバル選手を襲撃。彼女も関与を疑われ、フィギュアスケート界から永久追放…。“ナンシー・ケリガン襲撃事件”。
一体、彼女に何があったのか…?

訳ありの人生には、生まれや境遇が深く影響する。
彼女の場合、ズバリ、母親!
とにかくこの母親が、モンスター!
常に煙草を吹かし、口から出るのは暴言のみ。
娘に対しても、容赦なく暴言・罵声を浴びせる。
それがこの母親の教育法なのかもしれないが、にしても異常過ぎ…。
娘には“口擊”のみならず、暴力も振るい、ある時はナイフを投げつける…!
自分の腹を痛めて産んだ娘に愛情全く無いのかよ…?
一応娘にスケートをやらせ、時には罵詈雑言のコーチをし、終盤のあるシーンで遂に娘に優しさ見せたと思ったら…!
とことん毒親。ここまで来ると、逆に天晴れ!
父親は居たが、当然離婚。幼い頃から怪物母と暮らしてきたトーニャは…

性悪とまでは言わないが、かなり勝ち気、強気な性格に。
フィギュアスケートに懸ける情熱は並々ならぬものだが、時には得点に納得出来ず、審査員に詰め寄り、暴言すら吐く。
あの母親に、この娘あり。そりゃそうなるわな…。
才能は誰もが認めているが、審査員たちからは嫌われ、フィギュア界きっての問題児。

そんなトーニャもうら若い女子。恋だってする。
ジェフという男性と出会う。激しく惹かれ合い、勢いそのまま結婚。
ところがこのジェフ、DV夫だった…!
彼の場合母親と違って、愛情暴走し過ぎてかもしれないが、「お前を愛してる」と言った舌も乾かぬ内に、暴力。
なかなかのキチ○イ野郎。
夫婦喧嘩はもはや何かのバトルと言っていいくらい。
もうウンザリして、別れ、接近禁止令まで通告したのに、未練タラタラ、ストーカーみたいに付きまとう。
夫の異常な愛情は銃を発砲するまで…!
そんな夫なのに、トーニャも復縁したりする。
腐れ縁と言うか、どうしてもダメ男に惹かれるのか。

毒親とDV夫に挟まれて、トーニャもよく輝かしい成績を残せたと思う。
こればかりは彼女の努力、実力だ。
しかし、頂点を極めると、変わる人も居る。
私は特別。世界一。
不調にも陥る。
一時は生活の為にウェイトレスの仕事をするが、再び晴れの舞台へのチャンスが…!
そんな時、事件が起こる…。

トーニャ・ハーディングの事を知らなければこの事件の事も知らなかった者の、あくまで本作を見ただけでの印象で言うと…
トーニャも被害者ではなかろうか。
事件を起こしたのは、夫とその仲間。夫が、トーニャに脅迫状が送られてきた事を知り、それをライバル選手にもしてやろうと。単なる脅しだったが、しかし仲間が暴挙に出てしまった。
トーニャは“何も知らなかった”が、あっという間に捜査と疑いの対象に。
真偽については…、何とも言えない。
ただ一つ言えるのは、
毒親に育てられ、彼女にも定着してしまった世間のビ○チのイメージ。それ故、あの女ならやりかねない…。
きっぱり縁を切れば良かったのに、DV夫やそのバカ友との付き合い。
生まれや境遇は不幸で気の毒だが、自分自身の行いや振る舞いが少なからずそれを引き寄せたのかも…。

作品はシリアスな実録風ではなく、登場人物たちへのインタビューのフェイク・ドキュメンタリー×ブラック・コメディ・タッチ、登場人物たちがカメラ目線で喋ったり、各々例の事件について証言が食い違う“羅生門”スタイルであったりと、ユニークな作り。
テンポも非常にいい。
スケート・シーンのカメラワークや編集も臨場感あり。

プロデュースも務め、猛特訓の末実際に自分でスケートも披露した、マーゴット・ロビー入魂の熱演!
小生意気でもあり、魅力でもあり、破天荒で目を引く存在…まさしく、氷上のハーレイ・クイン!
彼女の外観のイメージだけではなく、複雑な内面も体現。
終盤の裁判の涙ながらの訴えにはグッとさせる。
本作でオスカーを受賞した母親役アリソン・ジャニーの怪演は必見!
序盤は彼女が主役じゃないかと思わせるくらい。
エンディングには本人のインタビュー映像。メイクを施したそっくりぶりに驚き!

栄光からの転落人生。
それでも彼女はしぶとく別のスポーツの世界に進出。
もう失うものは何も無い。何だってやる。
ボコボコの顔になっても、ドン底に落とされても。
アタシは、トーニャ。
嫌われ者。
文句ある?

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近大

4.0暴力の連続

2018年11月25日
iPhoneアプリから投稿

描写的にはデートDVに虐待、偏見といった当時のヒルビリー社会の酷さが露骨だったが軽快でパワフルな作品になっている。
にしてもトーニャ以外がクズすぎる!そしてなんなんだあの友人は!突っ込みどころ多すぎて、教養の行き届いてない当時の実情は凄まじい。
マーゴットロビーちゃんは相変わらず可愛くて演技も良かった。子役にマッケンナグレイスちゃんは狡いなあの子の存在感やっぱり凄い。ラストの終わり方も好み!

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filmmarksに移動@Hako-to

2.5ほんまに?嘘みたいな話やん

2018年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

なんてゆうか…感想が難しい。
実話?
うーん。

破天荒が過ぎる。
面白い映画かどうかもわからん。

最後まで観ましたけど
自分には合なかった。

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コンブ

3.0What is your fault?

2018年11月24日
iPhoneアプリから投稿

バカまっしぐら。破滅に向かって疾走する。結局は母親の問題かな。それを見事に演じるアリソンジャネイ。崩壊しているコミュニティを体現している。
軽快でポップな進行。ぐっとくる選曲も良い。しかし、題材はトーニャ・ハーディング。残念だが琴線に触れることはない。

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Kj

3.5ろくでもない映画なのだけれど…

2018年11月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

スカッともしない、知恵も知識もつかない、クソみたいな映画なのだけれど…
貧乏な中で生まれ育ちながら、類い稀な運動能力で、フィギュアスケートで頭角をあらわす主人公って、どう見ても青春スポーツ映画になりそう。なのに、母ちゃんは鬼だし、周りにいるのは、極めつけのバカばかり。
挙句の果ては、周りがライバルを襲うという愚行に及び、とうとうスケートまでも失ってしまう。
いやはや、こう書いていても、どこにも救いのないクソ映画だ。
なのに、なんだろう。心に響く。主人公は、泣かない。母に罵倒されても、夫に殴られても、果ては撃たれてさえ、泣くことがない。
スケート以外 何もうまくいかず、挙句の果てに、そのスケートまで奪われる話だけれど、ほんとうに彼女はクールにまっすぐで、ライバルを襲えなんて指示はしてなかったのかも、と思わせる。
主人公の境遇を哀れむでもなく、主人公の生き方に肩入れもせず、ただ淡々と底辺、どぶの中を描き切ったという点で、「百円の恋」といい勝負なのかも。
マーゴットロビンがプロデューサーしてまで撮りたかったわけが、少しだけわかるような気がした。

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CB

3.5スポ根といっても

2018年10月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

スケールと暴力、誇大妄想⁈、自己嫌悪などなど入り混じっていました。
人に評価をされる競争である事が、フィギュアスケートの世界を、支配層の価値観や権威主義に親和性をもたせている事がよくわかる。
この構造は今もあるから、より素直な選手は摂食障害になるのかな?

事実とストーリーを綯い交ぜにした映画とおもったが、異常な事件を自然な成り行きとして表現していた。

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Momoko

4.0マーゴット・ロビーが素晴らしい

2018年9月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

オリンピックにも出場したフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの過激な半生を描く。これが実に面白かった。

「スーサイド・スクワッド」のハーレイ・クインでブレイクしたマーゴット・ロビーが素晴らしい。彼女本当に滑れると思う。育ちの悪さ、下品さ、アホさをもしっかりと表現した名演で、オスカーを逃したのが悔やまれる。

暴力的な旦那ときっぱり別れられなかったことが、とんでもない悲劇を呼んだ。

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エロくそチキン

2.0言い訳

2018年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

自分の言いたい主張で脚本されているので、ストーリーが進むほど信じたくなくなりました。

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aki007

4.0悲しく滑稽なフィギュアスケーターの半生

2018年7月13日
iPhoneアプリから投稿

面白かった。そして、少し怖く、悲しかった。彼女が時々発する「私のせいではない(私は悪くない)」と言う言葉の虚しさが突き刺さった。彼女は、彼女の生い立ちや環境の中でベストを尽くしたのではないか⁉︎と叫びたくなる!現在語られている彼女の半生は"真実"で伝えられてはいないかも知らないけど、ラストシーンでは確実に"真実"だと、彼女自身が語っている。生きるために闘っている、ということなのかな…ありきたりの表現だけど。
主演のマーゴット・ロビーと母親役のアリソン・ジャニーの演技がこの作品の評価を更に高めていることは言うまでもないでしょうね。

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Hiroshi

5.01994年のナンシー・ケリガン襲撃事件をユーモアかつドキュメンタリ...

2018年7月9日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

1994年のナンシー・ケリガン襲撃事件をユーモアかつドキュメンタリーチックに再現した作品であり、事件の中心人物である元五輪スケートアメリカ代表選手トーニャ・ハーディングの生涯を描いた今作は、彼女を演じたマーゴット・ロビーの集大成を見たような作品です。

また、スケートを映画で表現するとあんなにもアクティブで美しい画になるんだという新鮮な感覚にもなりました。それに説得力を持たすマーゴット・ロビーは本当に素晴らしいです。
そして、彼女の周りを固めるキャスト陣も最高です。セバスチャン・スタン演じる最低のDV夫ジェフや、暴力により娘をしつける冷酷な目が恐ろしいアリソン・ジャニー演じる母親のラヴォナが印象深いしインパクトが強い。トーニャと母親ラヴォナが終盤で再会してからのあの展開は、切なくもあり残酷でした。

時間が空いていたのでふらっと映画館へ行き鑑賞した作品ですが、すでに自分の今年度上位作品となりました!
面白いけど切なく、でも元気の貰えるような誰でも楽しめる爽快な作品です。

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YOU

3.0リアルタイムではなく、テーマ的にもあまり興味なくて楽しめなかった。...

2018年7月1日
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鑑賞方法:映画館

リアルタイムではなく、テーマ的にもあまり興味なくて楽しめなかった。
セレブのスポーツフィギュアスケートに殴り込みかけた非セレブの波乱万丈選手人生。ラストに流れた本人映像見るに再現度凄そう。

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まだまだぼのぼの

4.0知ってるだけに

2018年7月1日
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鑑賞方法:映画館

いや〜面白かった…プロットが良く、フェィクドキュメンタリーとして、秀逸の出来!

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shige12

4.0どこまでが事実か

2018年6月30日
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結局わからないけど、見ていくうちにトーニャも被害者なんだな、と思います。
あんなお母さんと2人きりで育てられたら、ああも育ちますね。アリソン・ジャネイ、マーゴット・ロビーが素晴らしかった。

あと非常にテンポがよく見やすかったです。

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ʕ•ᴥ•ʔ

2.0フィギュアスケーターなのか?

2018年6月29日
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鑑賞方法:映画館

実際に起きた、フィギュアスケーターの事件を扱っているにも関わらず、主人公がスケート靴のブレードで火の付いたタバコを踏みつけていたりして、信じられなかった。
ブレードだけでもトップスケーターは 数十万するのに、そんな大切なブレードを雑に扱うだろうか?
そのくせ、最後のオリンピックシーンで演技前に靴の不調が出てきても、あれだけ雑に扱っているのを見てしまった後では自業自得なのではと感じてしまう。
演技シーンもフリが適当に体を動かしているようで、トップスケーターとは見えない。
演技中の音楽も演技が終わっても流れていて、違和感が感じるシーンがあった。
競技自体がテーマの映画じゃないにしても、フィギュアスケートの競技や選手について、もっと勉強してから作って欲しかった。
結局キャラクターがちゃんと作られていないと、主人公が周りから暴力を虐げられていた悲劇性も生きてこない。

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由良

4.0登場人物がほぼダメ人間

2018年6月25日
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当時、大きく取り上げられた豪打事件よりも、個人的には、靴の紐アピールの顔が強く印象に残っているわけですが、この映画を観ると彼女の印象が変わってくる。
貧乏な家庭に育ち、毒親というのかヒドイ母親になじられ、夫はDV野郎。こんな重い話を当時のポップ・ミュージックにのせて、コメディタッチで描く。
特に、自称諜報員のアレには笑うしかないが、あまスポーツの闇を描いたという点で、フォックスキャッチャーのことも思い出したのだった。

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矢吹 貴

4.0波乱万丈な半生

2018年6月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ナンシーケリガン襲撃事件はこの作品で初めて知りました。トーニャの波乱万丈な半生を上手く纏めている作品。
DV夫に見切りをつける事が出来ないトーニャが自ら招いた悲運とも感じますが、根本的な要因は鬼母の教育が招いた結果だと思う。教育方法についてもいろいろと考えさせられた作品。
2018-115

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隣組

3.5面白かったけど、そもそもトーニャハーディングの事件がワイドショー的...

2018年6月2日
iPhoneアプリから投稿

面白かったけど、そもそもトーニャハーディングの事件がワイドショー的には面白かったけど、それほど深みがないので深い感動には及ばない。
ラストのご本人映像みてると、結局バカばっかりに囲まれた悲劇感が漂う。けれど俳優陣はいいし、センスある編集など見どころは多い。

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ONI

3.0トーニャめちゃめちゃ被害者やんけ

2018年5月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

言うほど史上最大のスキャンダルなのか…?と思ってしまった。この事件をリアルタイムで知らなかった(年齢バレる…)からかもしれませんが。
今回の平昌オリンピックでハマったにわかスケヲタなので、ずっと気になった作品でした
面白かったけどね。

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葉

4.0ホワイトトラッシュとは…

2018年5月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

やっぱ教育って超大事。超弩級のアホしかでてこないけど、みんな切実に生きてる。傷つけたくて傷つけたんじゃない

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Araki_tw
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