劇場公開日 2018年5月4日

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アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダルのレビュー・感想・評価

全149件中、41~60件目を表示

4.0事件を知らない方が楽しめる

2019年8月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

当時の騒ぎ様と言えば、連日ワイドショーで取り上げるフィーバーぶり。「悲劇のヒロイン」ナンシーケリガンを持ち上げ、「ダーククイーン」トーニャハーディングを叩き捲る、スポーツ界最大のスキャンダルでした。

その当時の記憶を掘り起こすのもあり、
マーゴットロビーなら観なければならない、
という使命感。

ドキュメンタリー感だけだと退屈になりがちな所、観客に語り掛ける「第4視点」を随所に配りエンタメに仕上げてある。

何気に成り行きを知っているだけに、次に起こる事は予測できるし、それよりトーニャの旦那とか観てたら事件の必然性も感じる。

だから当時の騒ぎを知らない人の方が楽しめるのではないだろうか?
ただ、先にトーニャへ脅迫があったのは驚き。
しかもその犯人も驚き。

しかしマーゴットロビーは美しい。
そしてホントにトリプルアクセル出来たか怪しいが、スケート実演の頑張りも素晴らしい。

それよりも際立つ鬼母の存在、圧倒的。
見た目のインパクトと一刀両断の発言。
あんなウエイトレス嫌。
序盤トーニャに「ママの事好き?」と聞かれた父親の応対が全て。

この話が全てだとしたら、ナンシーとトーニャって純粋にライバルだったんだろうし、トーニャは冤罪に近い。それでも生き抜く女性の強さ、お見事です。

追記で、
あのDV夫がバッキーバーンズだとは、
全く気づかなかった自分にショックでした。

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クリストフ

5.0母親のクソっぷりがサイコー!!

2019年8月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

興奮

このお母さん、無茶苦茶だね。
でも、無茶苦茶だけど「他人とは違う」から、ここまで成長できたのでは?とも思える。そう考えると、お母さんのやり方が「悪い」とは言えない。

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サケビオース

3.5この事件は子供心の遠い記憶として残っているほど衝撃的だった。トーニ...

2019年6月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この事件は子供心の遠い記憶として残っているほど衝撃的だった。トーニャに対し終始嫌悪感しか無かったが、観終わってみるとその気持ちが少しだけ哀しさに変わっていた。太々しさの中の直向きさが垣間見られたからかもしれない。

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tsumumiki

4.5トーニャの全て クソくらえ

2019年6月16日
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あの有名なスキャンダルが起きるまでのトーニャの人生を描いた映画。
トーニャと母のやりとりは圧巻でありフィギュアスケートを手持ちで撮影する演出は実に新鮮。

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ちゃんりょう

4.0忘れられない強烈さ

2019年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

フィギュアスケートのトーニャ・ハーディングの強烈な印象は忘れられない。
リレハンメルの靴紐事件も映像として記憶に残っている。
ライバルのナンシー・ケリガン襲撃事件も報道が過熱していた。
登場人物がほとんどゲスな人たちなので、見続けるのは辛いものがあるが、終盤、ボクサーまでやったトーニャが可哀そうになってくる。
無知や愚かさは罪かも。

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いやよセブン

4.0ギルーリーる=膝を蹴る?

2019年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 伊藤みどりがアルベールビルで銀メダルを獲ったのに、それが全然アナウンスされていなかった。なぜか7位入賞を果たした佐藤優香がアナウンスされてたが・・・

 映画でも語られていたように、やっぱりトーニャ・ハーディングが襲撃事件を起こしたと認識していました。元夫のジェフとボディガードのショーンによる悪だくみ。実際には指示したかどうかという点は不明のままだけど、彼女の家庭環境からすれば、暴力も度々起こしてたんだろうな~と想像してしまいます。それにしても発端となったトーニャへの脅迫状がショーンによるものだったなんて笑ってしまいました。かなりの妄想家だったんですね。

 彼女の生い立ちとか、“労働者オン・アイス”などと揶揄されていたり、ちょっとだけトーニャを応援したくなってしまいます。裁判での申し立てで「私からスケートを取り上げるなんて終身刑と同じ」というシーンはかなりリアルな感じもした。まぁ、マーゴット・ロビーの演技なんですけどね。

 全体的には音楽映画の印象も残ります。演技でZZトップの曲を使っていたなんて笑ってしまいましたけど、映画の中ではクリフ・リチャード、ドクター・フィール・グッド、バッド・カンパニー、ダイア・ストレイツ、マーシャル・タッカー・バンド、フォーリナー、スーパートランプ、ハート、ローラ・ブラニガン、シカゴ、フリートウッドマックなど好きな曲がいっぱい!曲を聴くだけで心地よくなってきました。

 スキャンダルからスケーターとしては身を引いたトーニャ。やっぱり格闘家としてしか生きられなかったのか、全日本女子プロレスからも声がかかっていたとかで、そこまでイメージを変えてしまったのですね。最後の台詞「アメリカには愛すべき仲間と、憎むべき敵が必要」という、アメリカそのものも表現していたようでした。面白い映画だった。

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kossy

4.0やさぐれトーニャ

2019年6月2日
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鑑賞方法:映画館

こういう人を喰った映画好き。アホな男たち(しか周りにいなったのか?)に人生わやにされた女の話。お母さん傑作!マーゴット・ロビー素晴らしい。

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もーさん

3.5

2019年5月2日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

才能があっても育ちが悪いと大きく人生が損なわれてしまう典型的な例を見た気がします。あんな環境で育つと性格もひねくれるだろうしDV男を選んでしまうのは当然の様に思いました。この作品で確信したことは、成功は努力ではなく周りの環境も含めて運ということです。今の世の中、スポーツや芸術はお金がないと一流にはなれません。

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ミカ

5.0アリソン・ジャネイ

2019年3月21日
PCから投稿

期待を遥かに超える傑作で驚きました…
めちゃくちゃ面白い!
マーゴット・ロビーはアカデミー賞受賞できなかったのがかわいそうになっちゃうくらいよかった。
そしてアリソン・ジャネイ!
アリソン・ジャネイが鬼のようにすごい。
鬼のようなアリソン・ジャネイが本当に圧倒的にすごい。

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jiji

4.0低い人たち(笑)

2019年2月4日
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登場人物が低すぎて、見てられない気分になるが、編集、音楽が良くてテンポ良く観れた。
マーゴットロビー素晴らしい。お母さん役の人も最恐最高。

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babydoll

4.0盛られた史実

2019年1月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

実際の事件にはまったく馴染みがなく、ワイドショーをどれだけ騒がせていたのかもよく知りませんが、映画自体は、とてもわかりやすいシナリオ構成で、すんなり頭に入ってきました。

当時の、関係者たちへのインタビューを元に事件の詳細について描かれた作品だということですが、人物それぞれが思い思いの事実を語るため、結局はだれの言葉が正しいのかと、もやもやさせられる部分もありました。が、それこそが今作の醍醐味というか、見どころのように感じました。また、話を大きくしがちな、アメリカらしい出来事だな、との印象も受けました。

歴史というものがいかに曖昧なものかを教えられた感じです。

それにしても、
やはり、ハリウッド俳優の技量やメイク技術には驚かされます。トーニャの母親と、自称ボディガードの友人役がとにかく似ていました。アカデミー賞へのノミネートもうなずける演技でした。

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ユージーン

4.0成る程そやったんやな!

2018年12月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

やっぱり、協会に嫌われたらアカン!
トーニャは、寂しかったんやな
父親は逃げる
旦那は、クズ
友達も
しかし、ボクサーになってるとは
生きていかなあかんからな!
マーゴットロビー熱演!

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大阪ぶたまん

4.5マーゴット・ロビー大好き!

2018年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

楽しみにしていた「アイ,トーニャ」。ユナイテッドで見れずギリギリ日比谷で鑑賞した。こんなええ映画を上映しないシネコンがあることが信じられない。スケーティングシーンが思いの外素晴らしく…トーニャが思ってた以上にヤンキーで…母親も亭主も期待以上に暴力的でクズだった…もちろん褒め言葉。シカゴの「長い夜」など70年代の名曲が随所で効果的に使われていて良いのだが、特に「ロッキー」を彷彿とさせるトレーニングシーンで流れるハートの「バラクーダ」がぐっとクル。オリンピックが如何に米メディアに牛耳られているかを物語るタイムリーな映画でもある。

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たあちゃん

4.0フィギュアスケート版「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

2018年12月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

怖い

劇中のセリフにあるように「バカしか出てこない」物語だった。
バカ同士の化学反応によって、事態がどんどん悪い方に転がっていく様子を疾走感たっぷりに見せる演出はフィギュアスケート版「ウルフ・オブ・ウォールストリート」という感じ。

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青空ぷらす

4.0バイオグラフィー

2018年12月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

予告編も見ずにポスターの見た目から、Disney製作のシンデレラストーリーなのかと観る前は思っていました。180度裏切られて、逆によかったです。シンデレラストーリーとは真逆の”Raging Bull”のようなスポーツ選手として落ちぶれていく姿を描いた作品には、劇中でもなんども裏切られました。

脚本でどこまで構成が作られていたのか、編集の力でこの構成が出来上がったのかはわかりませんが、2時間の1つのストーリーテリングとして、1人のフィギュアスケーターの反省の描き方にはとても楽しむことができました。

ジェットコースター
映画を見ていても、観る前に思った一般的なヒーローズジャーニーなんじゃないかと思っていました。それほどにアクトの数がとても多かったです。それゆえ、トーニャの感情に沿ったストーリー展開はまるでジェットコースターのようにアップダウンを何度も繰り返します。最初の1時間だけ見ると、子供用のアニメーションのようなシンプルなヒーローズジャーニーなんですが、そこから、トーニャの思い通りにことがいかず、全ての手が悪い方向へと転げ落ちていく様子はテトリスで負けが近づいてきて、どんどん目の前が塞がれていくような感覚でした。その後半に感情を動かされたのも、前半で一見逆境に負けず立ち向かっていったように見える行動が小さな種となっていたから。母からの暴力を受け続け、若くして一度は全米の頂点に輝くも、小さな頃から刻み込まれた無数の傷は癒す方法を間違ってしまったがゆえに、どんどん傷が深くなっていく一方。劇中にとーにゃがインタビューで何度も繰り返すセリフ”This is my fault, but that was not my fault”的な発言。傷のなすりつけあいは、傷ついている側は気づかないものである。

インタビュー
2.39:1のワイドスクリーンで撮影された本作ですが、劇中で何度も出てくるインタビューのシーンは、4:3にクロップされている。それは、実際に行われたインタビューなので、昔のテレビで見ているような感覚にさせる効果だけじゃなく、被写体を中心に置き、シンメトリーなフレーミングでポートレートのような構図にすることで、キャラクターたちの孤独感、言っている言葉の相違のようなものを表現している。さらに、それをストーリーテリングに杭を打つように配置することで、インタビュー当時のキャラクターの感情を少しずつ紐解いていくような謎解き要素にもなっている。インタビューを並列に2つ並べられた時には、「やられた」と思いました。この瞬間ストーリーがサッドエンドだと気付かされ、そこからはトーニャが堕落していく様を見ている、一視聴者になっていました。

アリソン・ジャネイが物凄くよかった。

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Editing Tell Us

3.0印象は変わらないが真実が変わる

2018年12月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

小学生の頃だったか、トーニャハーディング事件は
よくニュースで流れてて、
トーニャハーディング!あの自己顕示欲の強そうな
悪い人や!絶対観なきゃ!
と思っていて、いざ観てみると、
自己顕示欲の強い悪い人ではあったけど、
やはりそこには育って来た環境や周りの人たちがいて、
ただ襲撃しただけではなく、根の深い問題があった。

トーニャも凄い我の強い人だけど、
まずは母親パンチのあるキャラと言うかパンチしかない
お母さんでトーニャに同情してしまう。
しかも最後までキャラがブレず愛情を見せないのだから
恐ろしかった。

襲撃事件は用意周到かと思ってたらバカが集まった
恐ろしく陳腐な物で笑ってしまったが、
その中でもショーンのキャラは抜群だった。
デブでニートでオタクで童貞の鏡のようなキャラだった。

トーニャは確かに良い人ではないけど、
母親から受けられなかった愛情を求めれば求めるほど
我が出て失敗し、世間の悪者になったわけだけど、
その裏で1人涙し1人で戦ってたのだなと分かった時
胸を打たれた。
器用な肩書きの多い人より、スケートしか出来ないと
訴える姿も感動した。

育つ環境って大事なんだなと言う事と、
僕らが観てるニュースって表面だけで、
何も知らない部外者が声を大にして、
敵を作ってるだと思いました。

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奥嶋ひろまさ

3.0持って生まれた星のもと

2018年12月18日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

従い、抗い、受け容れる。運命とは?そんな事を考えた。
最後まで酷い母親で笑ってしまった。

ZZトップのスリーピングバッグで滑るスケーティングシーン、最高。

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労働4号

3.0かなり微妙な人物像

2018年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ナンシー・ケリガンが襲われて脚を負傷させられ、それが実は、ターニャ・ハーディングのボディガードがやったという事件は、当時すごいセンセーショナルだったので、ターニャ側の真実を知りたい!と楽しみだった。フィギュア界の異端児であることに関してターニャ・ハーディングはフェミニズムやソーシャル・スティグマ、女性アスリートに関する研究論文の題材に多く取り上げられているらしいが、この映画はそうした社会的、文化的な側面も上手に取り入れて表現していたと思う。その上で、ターニャの人物像を微妙な立ち位置で描いていて、それはかなり真実に近いのだろうなと思うが、映画的なカタルシスにはちと欠けるなという印象を持った。

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GreenT

5.0トラブルメーカー

2018年12月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

強い女性大好き❤
トーニャの場合、トラブルメーカーなのだけど好き!
靴紐が切れたと審査員に泣きつくシーンが有名で私もそこしか知らないけど、観てきてびっくり、ボクサーになってたんかい!
それぞれ、インタビューに答えるかたちで映画に出演してるのも観ててよかったな〜

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yuuu

3.0気が強かったんだね。この娘さん。

2018年12月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

1990年代、オリンピック選手ナンシー・ケリガンがライバル選手側に襲撃された事件を、襲撃元の選手、トーニャ・ハーディング側から半生も含めて色々な面から語られる。

ありました、ありました!
この事件!!思い出しました。
ケリガン選手の顔の記憶が無いが、ハーディング選手の可愛らしい顔の記憶はあるw
足が痛いとかで演技を辞めて泣きじゃくる顔の記憶が!
審査員に泣きながら釈明して・・。

しか〜し、この映画のハーディングに可愛らしさは無かった。「あれっ?こんな性格の女性だったの?」である。(まぁ、私も若かったし、ニュースでしか観ない訳で)

とにかく気が強い。荒い。当時結婚もしてたのね。
そしてこの子にして、この母親。サイコ的展開。
そして夫ジェフ。なかなかのDV。
ブラック・ユーモアも混ぜながら、あの事件の真相へ。

笑っちゃいけない話なんだけど、アメリカ人ならではの、こういう展開になるのね!的でとことんブラック・ユーモアへと誘ってくれた。

事実かどうかは分かりませんが、開き直りなハーディングが居たからこその映画であり、事件ありきの映画だと思いました。
私は事件の発端が観れてまぁまぁ満足です。

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巫女雷男
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