「ルギア大好き人間が鑑賞しました」劇場版ポケットモンスター みんなの物語 ahahapuremiamuさんの映画レビュー(感想・評価)
ルギア大好き人間が鑑賞しました
予告編を見たときから、フルーラの笛と共にルギアの影...
ルギアと金銀世代のポケモンが大好きなので本当に楽しみにしていました!
昨年のきみに決めたも鑑賞しましたが、前作は映画オリキャラとピカチュウが話す演出が気に食わず...今作に期待すると同時に、昨年のような展開になったらどうしようという一抹の不安もありました。
とはいえ、映画が始まれば不安はすっ飛び中盤から涙と鼻水でズルズルでした!
短い時間の中で、最近のポケモン映画よりも多い主人公たちそれぞれの話を進め、彼らが自然に出会い違和感なく話がまとまっていたと思います。
恐らくサンフランシスコが舞台なのでしょうが、映像もとても綺麗でシンプルな動きもかっこよく見えました!爆誕とは時代が全く違いますが(笑)、どこがCGなどというのは私にはほとんど分からなかったです。
ルギア好きからするともう少しルギアを見たかった、というのもありますが物語自体が面白かったので最後に美しい良いとこ取りルギアを大画面で見られただけで大満足です。
作中では人間とポケモンの関係性・共存に言及する場面が何度かあり、ゼラオラに関するストーリーもその言葉が関わっています。
「ルギア爆誕」では共存がテーマだったかと思いますが、今作においても同じテーマ性が感じられたのは個人的に嬉しかったです。
「一緒に住んでいるから壊してはいけない」「何を?」「相手の世界を。お前にはお前、私には私。それぞれの世界がある」(ルギア&サトシ/ルギア爆誕)
-ポケモンアニメ名言botより
このルギアの言葉が、今作でのフウラシティの人々と山に棲むゼラオラや野生ポケモン達との関係性を示すものだと思っています。
作中より前の時間は嘘をつくことで人間がポケモンの世界に立ち入らないようにしていました。しかしそれは見かけだけの共存であり、今作後には本当の意味での共存が可能になったのではないでしょうか。
興奮覚めやらぬまま書いてしまったのでゴチャゴチャですが、とにかくここ最近のポケモン映画で最も満足度の高い仕上がりになっていたと思います!
ゼラオラが喋らない、きちんとポケモンらしかったのもよかったです◎