スパイダーマン スパイダーバースのレビュー・感想・評価
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独特の色彩描写で見づらい部分も有る物の全体として非常に芸術性の高い...
独特の色彩描写で見づらい部分も有る物の全体として非常に芸術性の高い画が多い映画
コミック版スパイダーバースほどのお祭り感は無い物の非常にまとまった作りで全体的に無理なく収まっている
スパイダーバースを映画化したと言うよりは“このバースにおけるマイルズ・モラレスのオリジンとしての”スパイダーバースというイベントを映画化したという認識で見たほうがいいだろう
スパイダーマンとしての初めてのイベントがスパイダーバースで初めての敵親玉がキングピンとか中々のハードモードやなマイルズ君
最新のアニメーション
IMAX3D絶対推奨!!!
運命を受け入れる、はね飛ばす
この映画がどれだけ面白かったか、という話は世界中の人がすでにしていて、私も全く同じ感想なので、ここでは一番感動したシーンを書きます。自分の部屋に逃げ帰って、中年スパイディに鍵を閉じるのは俺がやるよと言われ、椅子に糸でぐるぐる巻きにされた所。あそこからの流れが一番好きです。さよならを告げるスパイダーマン達がみんな項垂れて、準備不足で歯がゆい思いをしたのはこの人達も一緒なんだなと感じた所。お父さんが、お前は愛してるって言わなくて良いよ、と歩み寄ってきた所。マイルズが自分を諦めないで能力をコントロールした所。全部好きです。どん底まで落ちた気持ちを上にあげる。マイナスをプラスに変える。運命を切り開くそのエネルギー!!!新しい世界を見たような、ハッピーな気持ちになりました。面白かった!
アメコミ
日本のアニメを超えた、アメリカのアニメーション。
今年のアカデミー賞を代表とする映画賞を総なめにした、ソニーアニメーションの作品。これまでのアニメーション映画といえば、日本が誇るスタジオジブリやスタジオ地図、そして漫画からアニメへと発展したテレビアニメーションシリーズの劇場版。もしくは、ディズニーやピクサー、ドリームワークス、イルミネーションなどが先導する3Dアニメーションという2極化でした。このまま、アナログの伝統を守っていく日本のアニメと、CGでリアルを追い求めていくアメリカのアニメーションがそれぞれ独自の発展を続けていくと誰もが思っていたアニメーション業界。そこに、去年新たな風が。
なぜ今までやってこなかったんだろう、と思うぐらいクオリティーの高いアイデア、コンセプト。アメコミはヒーローものを中心として実写映画化で世界へとますます広がっているが、そのアメコミの良さってやっぱり、現実離れしたコミックならではの描写と、コミック特有の効果音や色合い、シャドーなどのスクリーントーン。”キック・アス”(2010, 2013)や”キングスマン”(2014, 2017)などのコミック原作が大流行するところからもわかるように、アメコミの良さはそのスピード感にある。その全てをありのままに使ったのが本作。あえてリアルを捨てたアニメーションのタッチは、そのあまりの振り切り方に化学反応を起こしています。ボケを2つの視差のずれで表現し、スクリーントーンのようなパターンで表現される影やバックグラウンド、質感をあえて無機質にしたキャラクター市場好きだったのは、ストリートの落書きや、ヒップホップなんかのアメリカならではのストリート文化をコミックの色合いとマッチさせ、目にも止まらぬ速さでそのカラーを駆け抜けさせるスピード感。さらに、音楽もヒップホップが由来の現代の音楽を最高のタイミングで!これがアメコミのアニメーションの最高峰だといっていい!
そして、あまりにも使い古された感のある、”スパイダーマン”というヒーローの扱い方。実写映画は3シリーズ目、コミックは次元がどこにあるのかわからないという、もう何がスパイダーマンなのかわからないといった弱点を逆手に取ったストーリー展開は目の肥えたファンにもどハマり。多文化、多人種も取り入れながら、これぞアメリカという堂々とした意志を突き付けられました。
しかもそれをソニーがやってのける感じがまたシビれる。今後この作品をどのように発展、応用させていくのかが楽しみですね!
新たなアニメーション
言うことなしの傑作
靴紐がほどけにくい結び方を検索してしまった
今まで見たこともないほどの新感覚のアニメーションに感激。赤青の陰影が時々飛び出してくるので3Dメガネを忘れてきたのかと思ったほど独特な色彩だったのです。2D吹替しかなかったけど、吹き出しとかもあるのでちょうど良かったと思いました。
もしかすると3Dの方がいいのかな?今までのスパイダーマン映画ではサム・ライミ版が最高だと思ってるのですが、あれは2Dでも浮遊感や疾走感が半端なかった。言ってみれば、今作スパイダーバースは3D向けに作られた感じもするのです。
さて、そんな今作はパラレルワールドから様々な過去を持ったスパイダーマンがこの世界にやって来て一致協力してヴィランに立ち向かうストーリー。今まで実写版スパイダーマンしか見て来なかったため、各々のキャラに対しては思い入れもない代わりに斬新さに驚かされっぱなし。なにしろ本来のピーター・パーカーは死んでしまい、黒人少年、女子高生、メタボのオッサン、アジア系少女(しかもロボット使い)、白黒世界のスパイダーマン・ノワール、そして豚…唖然!彼らが共闘するのだから無茶楽しいのです。
物理学の知識がないためユニバースならぬマルチバースについては多くを語れないのですが、多次元世界に関して、重力波の解析技術によって「超ひも理論」への期待が高まっているという。その超ひも理論によって多次元世界が証明されるらしいのですが、主人公マイルスの靴紐がよくほどけているのもこの理論と関連付けていたのかもしれません。
そんな興味深いマルチバースのストーリーに魅力的なキャラ。ヒロインのスパイダー・グウェンも素敵ですが、気に入ったのはノワール。ルービック・キューブを好きになるところは笑ってしまいました。豚も良かったよ
スパイダーアニメーション・アートが満載です!
鑑賞した方の評価がかなり高い事もあり、観るならIMAXの3Dがお薦めとの事でIMAX 3Dで鑑賞しました。
で感想はと言うと、面白いです。
クールでポップ。スタイリッシュ。スパイビーな人達のスパイダー愛に溢れる作品です。
とにかくビュンビュン動いてシーンの切り替わりが早い。
なので、迫力を楽しもうといつも通りに少しだけ前の席で観たのが失敗。
目が追いつかないですw
観るなら少し後ろの方が正解です。
ストーリーはピーター・パーカーが死んで、2代目となるマイルスのスパイダーマンと他次元のスパイダーマンが集められて、世界を破滅に導くキングピンの野望を打ち砕くと言う割とシンプルですが、ストーリーよりもビジュアルを楽しむ作品なので、これくらいの方が良いですね。
アニメーションの表現方法の得意な良さが活かされてるし、エンタテインメント感とアトラクション感があるので、USJのスパイダーマンのアトラクションの様な面白さと格好良さがあります。
ただ、観ていて思うのは、本家ハリウッドの実写スパイダーマンはアニメーションに負けず劣らずにグリングリン動いていたので、改めて今までの実写のスパイダーマンは凄かったなぁと感心しましたw
ですが、その倍以上にグリングリン×2以上に動き回るスピード感には圧倒されます。
特に叔父のアーロンのキングピンの手先として、マイルスを追いかける様は圧倒的なスピードと有無を言わさぬ怖さがあります。
カートゥーンと呼ばれるアメリカンアニメーションにジャパニメーションの良さを融合して、進化した感じなのが良いですね。
日本のアニメ作品では良い意味でここまでバタ臭くは作れないですw
あえて難点を言えば…やり過ぎ感は否めないかなと。
スパイダーグウェンはクールで可愛カッコいいけど、後に出てきた、ノワールとSP//drのペニー・パーカーとスパイダー・ハムはいるのだろうか?w
百歩譲ってもノワールまでで良いのではないかな?
どう考えてもペニー・パーカーとスパイダー・ハムはジャパニメーションの変な所を勘違いしているのと悪ノリしている様にしか思えない。
他次元に様々なスパイダーマンがいるのは分かるが、アニメーションの表現方法の数だけ他次元のスパイダーマンがいると言うのはちょっと違うかな。
あと、主人公のマイルスのスパイダーマンはカッコいいけどちょっとチビッコしているのでノレないw
エンドロールの後のあの件はいるんでしょうか?
伏線を張っているよりも悪気の無い悪ふざけにも思えます。
と言うのが個人的な感想。
あと、CGアニメではない、2Dアニメーションはやっぱり吹き替えの方が良いかなと思うので、吹き替え版で観たくなりました。
とにかく、スパイダーマンが大好きな人が作っている感じが満載で、特にコミック版のスパイダーマンが好きな人にはたまらないかなと思います。
アニメーション・アートな作品が楽しめるので興味があれば是非!
2019-23
MANGAじゃない、俺達はCOMICだ。
3月観たい映画ありすぎ問題のためスルーしようと思ってたけど、ここでのみんなの評価が高いし、師匠もガン推しなので、仕事終わりに翔んで豊洲。
なおケチくさいため2Dです😭
アメリカらしくていい。
こういうの日本のアニメでは見られない(みんな違ってみんないいと思います。)
村上隆とピカソのいいとこどり、みたいな色彩の鮮やかさ。
背景だけ眺めてても時間過ごせそうです。
オスカーとるわって思いました。
ストーリーも心をぐっと掴まされるしね。
ちなみにお隣に座ってた小学生がん泣き🥴
それでいてスピーディな展開とノリノリなサウンド。
吹替しかなかったので吹替で観ましたが、違和感なく見れるとは思います。
むしろこの映画を楽しむなら、第一言語で観ることをオススメします。
字幕を見る時間がもったいない。アニメーションを見なきゃ!
なので私は今度見る機会あったら字幕にします…数カ所聞き取れませんでした(笑)
あと、豪華なキャストの声の演技を聞きたかった。特にマハーシャラは、いつかアメコミに出て欲しいと思います。はんぱなく映えそう。
スネークが脳内をちらつくのは不思議と大丈夫でした。むしろ心地いいです大塚さん。
最後にスタン・リーが残してくれた言葉を胸に生きていこう。
電車で席を譲るだけでもスーパーヒーローなんだと教えてくれた。
ポリコレに足りなかった間口の広さがある。
ポリコレというと最近は黒人や女性など特定の生得的な属性について応援したり鼓舞していくものだ。そのことはとてもよい。
ところが、その属性が身近でない人にとってみれば無関係の話になってしまう。
スパイダーバースにはいろんな世界があり、美少女や中年おじさんもでてくる。そうすることでいろんな立場の人を包括的に、片っ端からエンパワメントする。
黒人、女性、美少女(それに連なるオタク)、中年がそれぞれに別々の世界に住んでいてそれぞれ事情を抱えている。それぞれの世界を代表して、世界を守るために共闘する。
「隣で見てる見ず知らずのお客さんもこの映画に勇気付けられてるんだな」と共感の機会を得られるのがこの映画が最強のポリコレである理由だ。
実写版より数段面白い
続編を希望!
流石アカデミー賞
スゲー
面白かった!
どの世界の蜘蛛も優秀な理系頭の人しか刺さない⁈
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