「登場キャラクターの少ない意味」スパイダーマン スパイダーバース バフィーさんの映画レビュー(感想・評価)
登場キャラクターの少ない意味
映画という限れた時間とフィールドでのストーリー構成というハードルがあったせいか、登場キャラクターは原作よりも格段に少なく、ピーター・パーカーを除くと活躍するのは5人しか登場しない。
原作では東映版スパイダーマンとレオパルドンやコミックボンボンで連載されていたスパイダーマンJまでもが登場するだけに、物足りない感があるものの、キャラクターを少数にしたおかげでストーリーにまとまりがあるのは成功と言えるだろう。
スパイダーグウェン単独作品や続編の企画も浮上しており、多次元のスパイダーマンが存在するという設定の説明には十分な作品となった。
アニメだからできた、アメリカン・コミックのコマ割りのような手法を存分に生かしていて、平凡なCGアニメではなく、個性も出せていて映像表現という面でも楽しむことができた。
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