「全部ひっくるめてアメコミの世界」スパイダーマン スパイダーバース うどんさんさんの映画レビュー(感想・評価)
全部ひっくるめてアメコミの世界
期待値ゼロ、ただアメコミが好きだから見に行き、期待を大いに裏切られた。
いい意味で。
え?ん?なんだかよく分からないとなる設定、
ストーリーはどが付くほどの王道。ど王道。
それでも、それすらアメコミっぽく、逆にそれを狙ったのか?と思わせる。私は1アメコミファンとして、ど王道なところが余計にこの映画が好きになった。究極にアメコミの中に入ったような体験。
点数が低い人は、数ある映画の中、1作品として見たのではないだろうか。
確かに今までの名作と呼ばれるような映画のように深いストーリーはない。単純明快なストーリー、その割に設定も首を捻る、掘り下げてほしい部分もある。そのくだりまだあるのか?と思うダラダラ感。
しかし、それすらアメコミらしい。
そしてこれは、映画というより体験。
これこそ、新世界の最高の映像体験。
私の星5つには、この最新で極上の映像体験にある。
字幕で見たかったが4DXの見たさから、吹き替えを。4DX最高。次は是非IMAXで。
漫画の中にはいるとは、こういうことか。革命だ。
想像しやすくいえば、USJのスパイダーマンのアトラクションに2時間乗っているようなものである。
幼い頃にヒーローを好んでいた自分を思い出すような映画だった。
終わった瞬間の隣に座っていた人の
『軽くジェットコースターだったね。』
にイスから何度も滑り落ちそうになり、よじ登りった自分を思い出し、うなづきながら劇場を出た。
楽しかった。
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