クソ野郎と美しき世界のレビュー・感想・評価
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コアなファンなら楽しめる
私もファンです。最近ファンになり、だから観にいきました。なので叩かないで下さい。残念な気持ちと期待度が高過ぎて観終わってガッカリ感のみ残りました。
ファンじゃない友達を連れて観ましが友達の感想は「全くわからなかった。シュール過ぎる」と言っていました。
稲垣吾郎さん。いっその事思いきりコメディのが合うのではないでしょうか。今までのイメージを引き継いだピアニスト役、大根度合いが目立ってしまいます。
彼が振り切りはっちゃけたコメディやればジムキャリーに化けられそうだと思います。
詩喰い、これは私でも分かるコネタがありまあ納得
シンゴちゃんの絵をもう少し細かに見たかった。
光りへ、航る。私はこれが一番良かった。ブラックコメディ感覚と映像が綺麗。次、長編作ってみて欲しい
帰り際、メチャメチャコアなファンが、脚本が欲しい!あの台詞ってこういう意味かしら?と興奮気味に話しながら出て行くのを聞いて元々コアなファンなら分かるネタが沢山仕込んであった様子を感じました。
シリーズ化するようですが、またコアなファンしか相手にしないような作りにし、ずっとファンクラブサイトで一人に4枚買わせる商法を続けるつもりなのでしょうか?
次にこんな感じならもう観なくて良いわという感じです。
兎に角、兎に角、残念という感想です。
プロモ映像
まぁ、説明しなくてもその辺りのニュアンスは言えば無粋なのであろうから、言いたいことは引っ込めとくことにする。
3部作のオムニバス+最終話の大団円ってプロットなのだが、この3人が大活躍するかと言えば別にそうではない。不思議なことに、それぞれの3人はあまり動かず、その周りの客演者が汗水掻いて動き回るという演出である。正直、その空虚さと言ったら、逆にこれが新しいプロット作品なのかも知れないと勘違いしてしまいそうだ。もしかしたらいわゆるバイプレイヤー達を引出す為の手法として、今後生かされるかも知れないと見紛う程。特に香取慎吾のチャプターでの、ヒロイン役の女の子にしてみれば絶好の出演作だったのかも知れない。自分たちを最大限に利用してくれという、悲壮にも似た決意が宿っているんじゃないかと勘違いしそうなアンソロジーである。
TOHOシネマズ新宿にて観賞
SMAPだった3人が、ジャニーズとは違う自分達を見せる狼煙としての映画作品なのだろう。
尖ったクリエイター達による尖った表現の中で、サブカルチャーやアートに参入する3人を見せたかったのだろう。
ところが、尖り方は中途半端で、笑いは寒くて、映像センスは20年古い、と1本の映画作品としてはお粗末極まりない出来だった。
ファンと身内向けのプロモーションならともかく。
先ず、新しい3人が見られるかというと、これが期待外れ。3人とも従来のイメージ通りの役柄と芝居。
稲垣吾郎は、ピアニスト役だがピアノを弾く指は常にダブルで、脱ぐチャンスがあったのにケツも見せなかった。アイドルの枠を超えない稲垣吾郎でしかない。
香取慎吾もいつものお芝居。
面白いのは、彼の描いた画が唄食いには「美味しい」、つまり才能があるという設定であること。臆面もないものだ。
北野武もそうだが、アーティスト気取りを前面に出す映画人はお寒いし面倒くさい。
草彅剛も極道役は板についているから新味無し。
稲垣を極道、香取をピアニストなどシャッフルした方が「新しい地図」になったのでは。
尖った演出陣も適材だったのだろうか。
園子温。
グラマラスで頭の悪い女性、大袈裟に喚くカッコからして過剰な男達(三池崇史演出と見間違えそう)のつまらない鬩ぎ合い。これまた最近の園子温に過ぎない。
ところがどっこい、この園子温パートが一番楽しめたのかもしれない。下らない空騒ぎも20分くらいなら楽しめるのだ。浅野忠信や満島真之介も役に合っていただろう。
いや、それ以上に他パートが酷かっただけだが。
香取慎吾のパート。落ち着きつつも味の薄い演出だが、所々で非映画的なオーバーアクトが跋扈するのは舞台の人らしい演出。
オチの料理教室はこの監督の演出だろうか。シュール狙いの笑いが何とも薄ら寒く、トーンが少々違う気がする。
一番酷かったのは太田光のパート。
台詞の所々で散りばめられた「文春砲」「オスプレイ」といった時事単語、「カネやん」「所さん」といった人名はこれ見よがしの露骨さ。20年遅れのタランティーノ・フォロワーみたいで非常に気恥ずかしい。
肝心の演出はもっと酷い。ひたすら役者を叫ばせる下手な舞台のような作法。これほど酷い尾野真千子は見たことがない。
笑いもダメ。「所さんか!」で満席の劇場に愛想的な笑いがあったが、一番のオチのはずの「沖縄と逆だ!」は静まりかえっていた。
新井浩文演ずる警官も個人情報話しまくりで、話のリアリティラインを著しく下げている。腕移植云々はさておき、会話と感情のリアルを軽視されると話自体を真面目に捉えられないというか、どうでも良くなる。
才気を見せつけるが、古臭く動力も弱い。お笑いはいざ知らず、太田光は映画において北野武にはなれなさそうだ。
最後のパート。
今まで異なる世界観の3人がどう絡むのか?と知恵を絞り身構えてたんだが……同じクラブに集うだけ!脚本なんて無いようなもんだ。なにこれ。
3人が会合するシーンはバレットタイム演出……古い。
このパートは野暮ったいミュージカル演出といい、論ずるに値しない。
結論として、
冒頭のオープニングタイトル以外は一体何が「新しい」のか分からなかった。3人が尖った振りをした痛々しい姿にしか見えなかった。
山下敦弘あたりが監督で日常的なドラマかコメディだったなら豪華で面白かっただろうに、ついと考えてしまった。
アイドルでなくて良いと思う
映画の筋を追うと言うより、
ノリを楽しむ様な映画と言ってもいいかも。
まあ、各話では不可解な関連が
最後には解決されるので気持ちよく見終われます。
SMAPファンとか関係なく、
ちょっと派手めな映像だけでもそこそこ楽しく観られます。
で、月に10本程映画館で映画を観る
中途半端な映画好き的には
4本のオムニバス映画で初っ端が園子温監督だから
もうこれは完全に
「地獄でなぜ悪い!」の世界観に引きづり込まれる。(笑)
浅野忠信さんが最初判らないくらい、ぶっ飛んだ人物を演じてて
名優がこう言うバカ演るのはきっと楽しいんだろうな〜。
この人、赤塚不二夫役も演ったくらいだから(笑)
中盤の香取慎吾さんがメインの部分も
芸能人ではいたくないけど、今更パンピーにも戻れない
若干中途半端な立ち位置の少々痛い感じがなんかこの人らしい。
草なぎ剛さんと尾野真千子さんの全編喧嘩ごしの夫婦は
さすがに喧嘩シーンが上手い二人ならではの
リアルと笑いが融合したよくできた仕上がりでした。
この二人で別の映画で喧嘩夫婦ものをやって欲しいわ〜〜。
みんなイイ年の男性タレント、
いつまでもアイドルでいる必要もない。
それぞれの持ち味で、これからも色々楽しませて欲しいね〜〜。
★もう一度観るなら?「嫌いじゃないけど地上波のテレビで」
でも、テレビ局が忖度するかもね〜〜困ったもんです。
クソ野郎と美しき世界
SMAPファンではないですが、新しい活動をスタートした3人を観ようとレディースデーに行ってきました!
平日の昼間でしたが、座席はほぼ満席。SMAPファン恐るべしです。
肝心の映画ですが、ちょっと予想していたのとは違ったけれど……、まず新しい第一弾の地図のプロモーションビデオから始まって、カッコいいです。
トップバッターは、稲垣吾郎さんのムービーですが、これが、けっこう笑えます。わざとだと思いますが、ゴローさんをわざとらしくて、らしい笑える感じに演出していると思いました。こんなにコミカルだとは思わなかった……。馬場ふみかさんが好演してました!
香取慎吾さんは、とってもメッセージ性が強そうですね。
草彅慎吾さんは、ストーリー性があり、ちょっと泣かせます。客席からもすすり泣きの声が聞こえてきました。
ラストは、慎吾ちゃんショーですね。
慎吾ちゃんが歌いまくりますが、これもかなりメッセージ性が十分。
よく分からない部分もありますが、3人の強い決意表明を感じました。
“クソ野郎と呼ばれようが、残りの人生は自分の好きなように生きていきたい”、ってことなんですよね?
歌を食べられて、それを取り戻す慎吾ちゃん。意味深です。
吾郎さんの映画も、大門さんの姿に、好きな人ができたなら、応援したいというようなそんなメッセージをちょっと感じました。
つまり、3人が好きだから、3人を応援したいという制作側からのメッセージでしょうか?
ただ、ラストの歌で、地球がなくなるのかもしれないね…みたい歌詞で終わったところが、なんだか、ちょっと悲しくなりました。
地球が無くなるのかもしれないのではなくて、無くならないようにしないといけないですよね。
面白かった!
この企画実現してくれたことに感謝。新しい地図の現実とリンクするところもあり、各監督の作家性もあり、しかし終盤全てが繋がってくる…、とても楽しめました。ミュージカル調に締めくくるのがテンション上がって良い。テーマ曲を冒頭に聴かせてくれてたらもっと良かったかなとも…。グレイテストショーマンより感動したかもしれない。
各ヒロインが魅力的。フジコ、歌喰い、尾野真千子。
太田さんの言いそうな政治ネタはワクワクした。ツッコミも太田さんな感じ。最初のベッドを中心に草彅くんがどかっと座ってるとことか、息子の右手を探して迷ったときの車中心の構図とかとてもきれいだった。光ちゃんの右腕をちゃんと見せてくれたのも良かった。
園子温の世界はキャラ強すぎて良かった。マッドマックスコスプレみたい。満島真之介の顔芸が素晴らしい。フジコの魅力的さに説得力を感じた。
山内ケンジさんは存じなかったけど、1番観やすかった。香取慎吾をちゃんと活かしたお話だった。歌喰いのうんこの件は笑ってしまった。歌喰いの体を通すと歌が変わったりするの…かしら?
なにより、新しい地図の3人がかっこいい!それだけで観に行った甲斐があると言える。
ジャニーズを抜けて
よくわからなかった。
今だからこその作品!きっと後でその意味が分る!
ラストはパクってるでしょ~
子供には見せられない
バカだけどいいところあるよという系統の作品は沢山あります。
香取慎吾さんが歌が聞けるところが良い。最近の監督と真新しい監督がいて新鮮です。でも、居酒屋で話してできた感じの無意味な下ネタが度々入ってくるので女性にクソ野郎の表現をそれにするには悪趣味です。
言いにくいですが、奥深いでいうならバリータークをみたほうがいいかもしれません。大人には物足りないし子供には見せられない。
3人の個性の強さがまとまりつかず監督にも個性がある。40代クソ野郎がセオリーを破ったショートストーリーで進んでいく。落ち着かないのは疾走感ではありません。生き生きとしない闇を最後の歌でまとめる。映画のジャスティン・ビーバー。支援者やスタッフ、出演者、応援したくなる人達がつまっています。
・作品中、裸やDV、過度な暴力があります。ダメな人は絶対に見てはいけません。この注意書のなさに「クソ野郎だから」「そういう作品だから」という感想には否定的です。
3人のイメージを復興やパラリンピック、芸能界を変えたい人だとか明るいイメージを持って気軽に見てしまうと痛い目に合います。祖父祖母を連れていった方もいるそうですが私はお友だちかおひとりがお勧めです。デートにも勧められないし、夫婦用でもありません。
応援したいのに複雑な心境。
もう5回繰り返し観てます
ただのSMAPファンのための映画ではありません‼️
笑い、感動、感激、涙のエンターテイメント
ムービーです!
このところ、ファミリーで楽しむかたもみえてきました!
なんだ、クソ野郎っていう方は是非ともご覧下さい!
懐かしくって涙出た
慎吾ちゃんと歌喰いの巻 が好き
良いのではないでしょうか
彼らのSMAP時代にSFショートフィルムという作品があって
それの出来があまりにも良いので
もしかしたらと、気になって映画館へ
園 子温氏の作品はパワーがあり、桃尻鮫肌を彷彿させる浅野氏、相変わらずの稲垣吾郎氏、作品は和製パルプフィクションというか、ラン・ローラ・ランといいますか、とにかく90年以降の喪われた20年代のパワーのようなものがあるような
太田氏に貶されたとのことですが、確かに役者さんは素晴らしいです
惜しむらくは巻返しのリズム感や非現実のリミックス感がマニアック受けしない所でしょうか
世界を狙うのであれは勿体ない作品上がりかもしれません
山内氏は良い出来です
世にも奇妙なドラマな感じで、万人受けし、テレビ放映でも特に文句なく、スポンサーつきまくりの良作品です
女優さんが可愛らしかったですね
太田氏の作品は、全く期待をしてなかったのですが思ったより良い作品でした。
映像は嫌いではありませんが、恐らく本人の育ちの良さでしょうか、
暴力シーンでも映像に、荒れ果てた無味乾燥さがないのが本当に勿体ないかと
草彅氏は俳優として大器の為、もっともっと8ミリ大作に出てほしいと思うくらい良かったです
最後の児玉氏はエンターテイメントとして、あるいはミュージカルとして、ものすごく出来が良かった
恐らくSMAPのファンの方は、コンサートのライブステージを思い出されるのではないのでしょうか
総評
コアでもマニアックでもエロでもグロでもなく、ギリギリエンターテイメントとして
愛すべき彼等と彼らを愛する沢山のファンの為に作られて成り立っている、愛ある作品でした
素敵なエンターテイメントショーでした
クソじゃないクソ野郎たち
そうそうたるクリエイター達の作品は、見応えがありました!
オモチャ箱のように色んなものが詰まってて、明るさと暗さのコントラストがキレイな吾郎ちゃん×園監督のが、個人的にはとても好き♪
慎吾×山内監督のは、苦しかったであろう時の心情が感じられて、切なかったです。
つよぽん×太田監督のは、再生への光が感じられるタイトル通りのストーリーでした。
つよぽんの極道は板に付いてますね。
ハッピーエンドともいえるラストは、SMAPのPVを見ているようで、幸せな気持ちになりました。
エンドロールもSMAP所縁の人たちの名前が沢山出てきて、見つけるのが楽しかったです!
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