犯罪都市のレビュー・感想・評価
全111件中、41~60件目を表示
昭和の東映映画を観ているような懐かしさに浸れる人情ポリスアクション
舞台は2004年のソウル。衿川(クムチョン)警察の管轄で毒蛇組の構成員が刺される傷害事件が発生、毒蛇組とイス組が一触即発となるが、そこに現れたのが犯罪組織対策チーム、強力班の副班長マ・ソクト。力づくで双方の組長の仲を取り持って一件落着。と思いきやそこに現れたのが中国からやってきた黒龍組。ボスのチャンはあっという間に毒蛇組を制圧しイス組の縄張りに乗り込んでくる。強力班は街のパワーバランスを維持するために黒竜組を一掃しようとするが・・・。
こんな邦題ですがどこにも都会の雰囲気はなく舞台はほとんど飲み屋街。2004年という中途半端にレトロな時代設定も相俟って凄惨な殺し合いが続くのに牧歌的な人情ドラマの雰囲気が漂っています。そんな世界観の中心にいるのがマ・ドンソク。腕っぷしがベラボーに強いが大の合コン好きというマブリーらしいキャラクター、マ・ソクトを楽しそうに演じていて群がるチンピラ達を張り手で失神させる快進撃は痛快以外の何物でもないです。
強力班のメンバー達もそれぞれキャラが立っていて微笑ましいし、昭和の東映映画を観ているようなどっしりした安心感に浸りましたが、韓流ゆえ刃物での乱闘がメインなので先端恐怖症にはかなりキツイ仕上がりとなっています。
新作に合わせて…
そんな残酷な
こりゃ面白い!
ストーリーとしては特段捻りがあるわけじゃないんだけど、アクションシーンの見せ方が非常に秀逸で、すごく見応えのある作品になっている。
マブリーことマ・ドンソクの活躍は言わずもがなで、ほかの役者も生き生きとしている。おかげで、見ていて最高に気持ちがいい。映画とは、このようなものを言うのだ。楽しくて、興奮して、爽快で、後味が良い。これこれ。
登場人物が多すぎるのは気になるけど、それをあまり感じさせないスピード感にあっぱれ。ここまでアクションに振り切ってくれたら、そりゃ面白いですわ。悪役の冷酷さを金属音の冷たさで表現するのは、中々いい手法だね。
さて、続編見に行くとしますか。
これが映画館で見れるってだけで、ワクワクです笑
マブリーを堪能できる
レビュー
韓国アクションやくざ映画
予想を裏切り、かなり面白かった!
『犯罪都市』鑑賞。
*主演*
マ・ドンソク
*感想*
新作が公開されるので、DVDで鑑賞しました。
観る前は、そこまで期待してなかったのですが、予想を裏切り、かなり面白かったです。
中国の黒竜組のチャンが極悪非道で、部下であろうと、相手をボコボコにしますし、市民への暴力がエグいし、とにかく酷い。(^^;
部下もイカれてた、、(笑)
韓国の勢力まで巻き込み、警察と中国と韓国のそれぞれの抗争が描かれてて、そんなに複雑でもないし、むしろ解りやすかった。
マ・ソンドクが演じるのは、警察強力班の刑事ソクト。型破りで、班長の言うことを無視して、めちゃめちゃですが、ハルクのように強いです!腕が太いので、アクションシーンは豪快でしたし、とにかくパワーがあって、迫力があった。簡単に腕を折ったり、窒息させたりするので、恐ろしい怪力の持ち主!
ストーリーは、全体的にシリアスでもないし、コミカルな要素も描かれてたのが、ちょっと意外でした。班長が部下から常に振り回されてる感じが面白かった。
尺もそこまで長くないですし、話のテンポが良かった。
続編は舞台が変わるらしいので、どんな話になるのか、非常に楽しみです。
三つ巴が楽しいけどちょっと考えなし過ぎ
今度続編が公開されるということで、いきなり続編から上映されても困るんですが?ということでネットフリックスで鑑賞。いや映画館で前作もやるんかい!観た次の日に知ってしまいました。いや、でもこれ15分休憩で二作観るには胃もたれするな(笑)
中国ヤクザが韓国ヤクザ相手に大暴れし、みんな大好きマ・ドンソク演じる刑事が大体どっちもぶっ飛ばす感じになってます。
実話ベースらしいので実際もそうだったら文句言えないのですが、この中国ヤクザが後先考えずに暴れまわるものですから、まぁ相当韓国人をなめてるんでしょうけど絶対こんなん警察に目つけられんじゃんと思って観ていました。
しかしこの映画、銃が一切出てこないので急に撃たれて死ぬという自分が嫌いな展開がなく、強ければ勝つというシンプルなルールは好きでした。
安定のマブリー映画
素手&筋力が刃物&斧に勝ちました!
マ・ドンソク主演映画「ブラザー」(2017)をNetflixで見ました(題名と公開年だけwikiで見つけました)。マ・ドンソクのメジャー映画とは異なる雰囲気でとてもいい映画でした。地方の旧家本家の跡取り長男(マ・ドンソク)とその弟の話。昔ながらのしきたりを嫌がり実家に寄りつかず仲も悪い兄弟。うるさい親戚。兄弟が忘れていた、知らなかった両親のこと。笑えて軽やかで優しかった。星5つ!この映画を見て少し元気になったので書かせて頂きました。(2023.11.27.)
..........................................
以下「犯罪都市」:
犠牲者数が多過ぎてちょっと苦しかった。マ・ドンソクは子どもや若者や老人に優しい。腕の筋肉凄すぎて自分で自分の腕の全貌を見ることができない箇所は可愛い。ドンソク兄さんは腕だけでなく肩と背中のラインも美しく、冒頭の結婚式だか婚活の後のスーツの後ろ姿がかっこよかった!「ひとりか?(= ひとりで来たのか?)」ー「まだ独身だ」は良かったなあ~!
おまけ
場面がトイレというのは格闘であれ何であれ、鏡、水、ドア、陶器、滑る床、そして公共でありつつ私的個室空間なので舞台効果満点で絵になります。この映画では清潔でモダンでお花まである広い空港トイレでの闘いでとても良かったです!
日本のやくざより怖い…
映画の中でしかヤクザの世界を知らない。
しかし、日本のヤクザ映画を何本か観てきたが、
日本のヤクザより怖いと思った。(演技力のせいかもしれないが)
ヤクザというものにものすごく恐怖を覚えた。
残酷、残忍、冷酷、冷徹、無慈悲で不気味な雰囲気を漂わせる朝鮮族のヤクザのボス。
手下2人もものすごく不気味で残酷で怖かった…
素晴らしかった。
なんと言っていいかわからないけど、表情はもちろんのこと、全身で不気味で残忍なヤクザを演じていた。
パッと観ただけで、こいつはやばいなと思わせられた。
あの、不気味さは古谷実(稲中以外)の漫画の世界にいる気がした。
ずっとドキドキしながら観てた。
それを超越する警察の強力課の面々。
かっこよすぎる!
ヤクザにも一歩も引かず、強気で強引で乱暴。
最後はほんとにスカッとする。
安心というか…
とろこどろこに散りばめられたちょっとしたギャグ要素もいい感じだった!
大迫力!!
おもしろー
ドンソク兄貴の魅力がつまった逸品
ドンソク兄貴のスタートアップは、強烈な張り手。あの強烈な張り手を食らったら、膝から崩れ落ちるしかない。
今回のマ・ドンソクが演じる刑事は、正義感4割、人情3割、汚れ具合3割って感じで、なかなかの仕上がり。地元ヤクザをあめと鞭でしっかり抑え込む古いタイプの刑事で、人間味があふれていて自分の好きなタイプ。
黒龍組のボスのチャン・チェンは、冷酷非道かつ傍若無人の振る舞いで敵役にピッタリのキャラクター。ストーリーが進みにつれ、ムカムカ度が増していき、ドンソク兄貴の怒りの鉄槌が早く見たくてしょうがない。
ラストは、皆様の期待どおりのドンソク兄貴の暴れっぷり。あの巨体の全体重を乗せたパンチが炸裂するから気分爽快。
暴力シーンは、けっこうえげつなくてグロいんだけど、刑事たちがコメディタッチで描かれているからそんなに気にならない。ドンソク兄貴の魅力がつまった逸品でございました。
マ・ドンソク劇場
全111件中、41~60件目を表示















