サリュート7

劇場公開日:2018年1月23日

解説・あらすじ

ロシア宇宙計画の歴史に残るスペースミッションを、国営宇宙開発企業ROSCOSMOS全面協力のもと映画化。1985年、ロシアの宇宙ステーション、サリュート7号が突如として制御不能になった。このままでは地球に落下する恐れがあるため、宇宙飛行士をステーションに送り込んで直接修理することが決定。サリュート計画に当初から関わってきた技師ビクトルと退役パイロットのウラジミールが担当に選ばれ現地へと向かう。彼らは無事サリュート7号に到着するが、ステーション内部は氷漬けになっており、全機能が停止していた。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品。

2016年製作/118分/G/ロシア
原題または英題:Salyut-7
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
劇場公開日:2018年1月23日

スタッフ・キャスト

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(C)CTB Film Cie & Lemon Films

映画レビュー

3.0 アポロ13のロシア版とは違う

2025年9月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

宇宙モノ好きとして、また『アポロ13』大好きとして観たかった作品。ネタバレさせずに観た感想は予想以上の面白さだった。ロシア映画やるなぁ〜でした。
宇宙の美しさや船内のシーンなど素晴らしいし、ハリウッドの宇宙トラブル系の作品など比べても非常に良い出来だど思う。

いや〜ロシアの宇宙史にもこんなにも劇的な生還劇があったのね。と思いつつ、でも船内であれだけのトラブルがあったのに、最後は何故か普通に帰還しているのには違和感がありまくり…と観終わって一応調べたら相当のフィクションやないかい!
エンドロールに実際のものと思われる映像まで出しといて、史実と違いなしみたいな流れだけど脚色し過ぎだわ。『アポロ13』のロシア版と思っていただけにプラスマイナスで良いスコアは付けられ

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Iwarenkon

1.0 ハリウッド映画の見過ぎか・・・

2025年7月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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わたる

0.5 『宇宙飛行士もウンチするの?』『するさ』さて、人類はいつ火星へ行けるのか?

2023年7月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5 宇宙開発モノにハズレなし(私見、たぶん例外有り)

2022年7月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

やはり潜水艦モノと同じ極限×限定空間なのでハナシが締まるのでしょう。基本的に宇宙空間描写が違和感なくハリウッド同等に美しく、SFX好きも充分楽しめます。

ただ本作で私は吹き替え版を見たためか、親しいロシア人飛行士の雑談や宇宙技術的やりとりが、少々単に粗野な野郎の会話や古臭い機器の操作説明みたいに聞こえるような気もしましたが、たぶん豪気なロシア文化とお堅いソ連への先入観からの私の勘違いでしょう。

また同カテゴリの名画としてどうしても「アポロ13」と比べてしまいますが、作風(あちらは宇宙開発魂、こちらはロシア人魂)や趣旨(あちらはチームワークと英知、こちらはロシア人魂と火事場の思いつき)が全然違います。

寧ろそこがこの映画の楽しみどころなので文句は言えませんが、ただそのお陰でどうしても1970年米宇宙船・ヒューストンより15年も後の1985年のソ宇宙ステーション・バイコヌールのほうが恐ろしいほど技術が遅れていて雑でルールもいい加減に見えてしまいます。あれがリアルなら、あんなアバウトな宇宙プログラムで事故や犠牲者が米国より何倍も多いのも無理はない…。

実際のサリュート7サルベージミッションがどういったものであったのか、ググってもあまり情報が無いので映画描写の正確性や盛りの程度が分かりませんが、本当なら実にすごい大冒険で、飛んだ飛行士はまさしく「宇宙英雄」と呼ばれるに値します。彼らなら、仮にアポロ13号に乗って同じ事故に見舞われても、無事帰還どころか勝手に修理して月面着陸までこなしそうです。その意味では比較対象は「アポロ13」よりも「スペースカウボーイ」のほうが妥当かも。
もっと楽しめるように、ちょっとロシア語勉強して字幕版を見てもう一度評価したい作品です。ムリか。

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keebirdz