「破綻した家族関係が激しい口論や恐ろしい経験ではなく、淡々とした静け...」ハッピーエンド かかかなさんの映画レビュー(感想・評価)
破綻した家族関係が激しい口論や恐ろしい経験ではなく、淡々とした静け...
破綻した家族関係が激しい口論や恐ろしい経験ではなく、淡々とした静けさのなかで描かれていき、そのギャップに引き込まれていく。美しい映像へのこだわりや長回しを使った撮影は今起きてる事件の目撃者になったような気持ちにさせる。壊れた家族の犠牲になる2人の子供。一人は相手を言葉によって傷つけて反応を確かめる。もう1人はひたすら傍観する。ストレスの発散の180度違う2人の傷ついた子供を通して、思いやりをかき、好き勝手にいきる現代の社会をうつしだす。
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