「象徴的なラストから無音のエンドロールがはじまった瞬間、全てを物語っ...」ハッピーエンド Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)
象徴的なラストから無音のエンドロールがはじまった瞬間、全てを物語っ...
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象徴的なラストから無音のエンドロールがはじまった瞬間、全てを物語っているようで、失笑で吹き出してしまった。
目の前からの無関心の象徴と言えるであろう、インターネット、SNSを通して垣間見る、ヨーロッパの上流階級の家族の物語。あちらからもこちらからも火の手が上がっているが、誰もが気にかける事なく物語が進行して行く。内側で手がつけられない事になってるのに、移民や使用人に偽善的な態度で体裁を保ち、愛に飢えた矛先は、インターネットの中に向かって行く。
現実を取り繕い、責任の伴わないインターネットに現実を求める。
失笑しておいてなんだが、足元を見て実はヒヤッとした。
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