「不完全な未完成」シルバー・グローブ 銀球で 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
不完全な未完成
二人の宇宙飛行士と部族、不時着した宇宙飛行士たち、村を形成し"太古の人"として文明を築き、場面ごとの間に失われたフィルムを補うズラウスキーのナレーションが入り、最も難解な物語が始まり、理解出来ない事柄にイライラし、新たな場面から意表を突くロックが流れる違和感と、最も難解な物語に戻り、繋がり、「食人族」の成れの果てからのキリスト。
エンディングはズラウスキーが姿を見せ、物語としての終幕は映像では描かれない。
断片的な映像がテンポ良く進む代わりに理解する事が困難になり、中盤から置いて行かれてしまう状態が最後まで続く。
ズラウスキー、恐るべし、映画を観るのが怖くなる!?
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