かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発のレビュー・感想・評価
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鉄道ファンと有村架純ファンにはいいかも
映画『かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発』を観ました。
有村架純ちゃんイイねぇ。
こういう明るくて健気で真っ直ぐな役がとても良く似合う。
嫌味がないし、なにより可愛い。
ストーリーはベタだけど、所々に織り交ぜられた回想シーンで、出会いや別れが上手いこと説明されていて、とても分かりやすい。
更に子役の演技がとても良く涙を誘う。
しかし、主人公晶の親の事が最後まで出てこなかったこと、あまり苦労せずに運転士になってしまったように見えること、バッティングの練習をした成果はあったのかなど、物足りない部分もある。
この辺をもう少し詳しく描いたら、更に良かったかな。
周囲の人たちや、地元の乗客たちなど、人の温かさを感じる、ほんわかした素敵な作品でしたが、まぁ実際問題、現実にこのような状況に置かれたら、この作品のように、今までの生活を捨てて、1つの家族になろうと思えるものだろうか。
おれんじ鉄道の1両だけの車両が、何度も鹿児島の美しい風景を駆け抜け、有村架純ファンはもちろん、鉄道ファンも満足できる作品に仕上がってると思います。
特にどちらのファンでもないという方も、観て損はない作品ですよ。
良くも悪くも架純ちゃん
映画の日は、飯食って風呂入って21時35分からのレイトショー
電車好きの人は、観に行くシリーズ
このシリーズは、連動してないけど3作目
中井貴一さんの1作目、三浦友和さんの2作目も泣けた記憶がある。
今回の主演は、ここ最近いい意味でも悪い意味でもどんな役でも有村架純ちゃん。
今回もそのイメージは、変わらないながら新人のような初々しさを出し続ける事が凄いののか!?って思うほどハートフルな良作でした。
去年の今頃弾丸ツアー決行した八代と鹿児島を結ぶ路線が舞台やし、言葉のイントネーションが心地良い。
父と息子って話が多いですが、今回はお爺ちゃんと孫
國村隼さんにグッとくる。
じんわり暖かい
それぞれの家族にそれぞれの幸せ
都会の喧騒を離れた、何の変哲もない田舎の景色の中を、ローカル鉄道がたった一両で走っていく、そんなノスタルジックな情景が、本作の全編にわたって描かれています。それは、単に風景としてだけではなく、人の生き方、家族のあり方についても同様で、見ている者の心に緩やかに染みてくるようでした。
有村架純さん演じる晶が、亡くなった夫の連れ子と一緒に、夫の故郷の鹿児島にいる義父を訪ねるところから、物語は始まります。のどかな田舎の情景と相まって、実にゆったりと展開していくのですが、決してテンポは悪くなく、むしろ心地よくさえ感じました。いつのまにか作品世界に誘われ、自分もその町の住人にでもなったような気持ちで、突然家族になったこの3人の行く末を見守っていました。
有村架純さんは、姉のように息子に接する姿と、母親になろうと気丈に振る舞う姿とのメリハリがとてもよかったです。國村隼さんは、イメージ通りの役どころで、温かみのある義父として、ベテランの先輩運転士として、息子の嫁と孫をしっかりと支えています。歸山竜成くんの演技からも、継母との距離感、亡くなった父親への思いが、ひしひしと伝わってきました。
そんな3人が演じ、泣かせてやろうというあざとさがないぶん、序盤からラストまで、気を緩めれば泣かされ通しでした。バッティングセンターでのシーンや、運転士合格のお祝いシーンなど、何気ないシーンにこそ家族の絆が見え隠れし、本当に温かい気持ちになり、自然と涙があふれてきました。ただ、学校の「半成人式」だけは興ざめでした。今どき、あんな配慮のない学校はなく、あのシーンだけはあざとさを感じてしまいました。歸山竜成くんの演技がよかっただけによけい残念でした。
他にも回想シーンが多く挿入され、それらが効果的に現在シーンに絡み、描かれていない部分の時間も観客に想像させ、多くの時間とそこにある思いが、「他人」を「家族」にしていったのだと思わせてくれました。少子高齢化、核家族化、LGBT等、今後ますます多様な家族が増えていくと思いますが、それぞれの家族にそれぞれの幸せがあらんことを願わずにはいられません。
余談ですが、「西郷どん」のおかげで、この一年は鹿児島弁に耳が慣れ、本作での方言が実に耳ざわりがよかったです。青木崇高さん、桜庭ななみさんを見ながら、そんなことを思い、鹿児島を訪れてみたくなりました。
地方のローカル鉄道を舞台とした人間ドラマ
予告編を見て良作の予感がしましたが、実際その通りで見て良かったと思える映画でした。
ただ、鹿との衝突のシーンはいかにもCGという感じでクォリティが低く残念でした。
新しい家族の物語☆
ちょっと浸みてきませんでした
有村架純のお母さん役意外とウマイ
羽幌線を思い出した…
肥薩おれんじ鉄道
繋がり
有村架純 良い!
たくさんの家族
家族というものについて、非常に心震える映画でした。
血の繋がりってなんだろう?
血が繋がっていても、そうでなくてもそれぞれに家族の物語がありる。
死別、離婚、再婚、連れ子…
どんな家族であっても、自分自身にとってかけがえのない存在であることを教えてくれました。
歸山竜成くんの涙には、こちらも涙が止まりませんでした。
鹿児島県阿久根市を舞台としており、私が幼い頃から慣れ親しんだ地でもあります。
どなたにも、どこか懐かしい田舎町です。
肥薩おれんじ鉄道の一両でコトコト走る車両に、手を振っていた幼い頃の思い出と重なり、言葉にならなかったです。
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