「悪くはないが特段良くもない」名探偵コナン ゼロの執行人 you takaさんの映画レビュー(感想・評価)
悪くはないが特段良くもない
誰かの保身のために誰かが犠牲になり、誰かを守るために身代わりになる。
子供だけでなく、大人でも難しいと思う人はいたのではないかと思う。
今回毛利小五郎はただはめられて可哀そうな人になっていた。
国家権力の前では名探偵だろうと無力、人間の世界とはこういうことだというのがよく分かる。
誰がどいつと組んでいて、誰を裏切るのかと展開が気になっていたが、特に変わりなく消化不良で終わってしまった。
安室が好きな人やカーアクションが好きな人にとっては面白いのではないかと思う。
カプセルの落下時に「後一分で飛び出せば」って言ってたのに、一分経つ直前で上の階まで爆走したけど本当に間に合ったのか?という疑問。
この作品で一番気になったのは、黒田 兵衛が安室に連絡をした際に、「安室」ではなく「バーボン」という口の動きをしていた点。コナンの世界の警察組織は闇が深い。
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