「コナンの政治利用」名探偵コナン ゼロの執行人 noricoさんの映画レビュー(感想・評価)
コナンの政治利用
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コナンの政治利用、見ていて悲しくなりました。
(1)カジノを既存のものとして設定(カジノ法案を後押し)。
(2)人工衛星の墜落、迎撃は、どう見ても北朝鮮のミサイルをモチーフにしたもの。製作の頃は政府がJアラート等、盛んに北朝鮮の脅威を煽っていた時期です。コナンの公開が北朝鮮と米国の緊張緩和後になったのは、製作サイドとしては予想外だったでしょうね。南北和平の道が開けたあとのコナンの公開で、本当によかったです。
(3)ドローンによる迎撃技術が大事であるかのような印象操作。
(4)公安警察の異常なまでの美化。
(5)公安警察の違法捜査を肯定するようなストーリー。
(6)amuro氏の、「恋人は日本!」と絶叫する不必要なシーン。
(7)子供らが救ったのは、これまでだったら「ランたちの命」だったでしょう。ところが不必要なまでに「日本を救った」ことが強調されています。
(8)コナンって、ニッポンを救う、映画でしたっけ?以前の高品質な謎解き、に戻ってほしいです。
とても、小学生に見せることは勧められません。
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