劇場公開日 2018年4月13日

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「ツッコミは野暮。孤軍奮闘の果てに、辿り着いた真実とは。」名探偵コナン ゼロの執行人 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ツッコミは野暮。孤軍奮闘の果てに、辿り着いた真実とは。

2018年5月3日
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【賛否両論チェック】賛:表沙汰にならない公安の事件に、コナンが果敢に挑んでいく様や、不穏な動きを見せる安室透の姿に惑わされ、ハラハラさせられること必至。アクションも荒唐無稽さを感じつつも、思いのほか楽しめる。
否:今回は司法用語等がかなり出てくるので、知らない人には難しそう。やりすぎ感満載の強引なアクションも多数あり。

 爆発事件と、毛利小五郎の逮捕。その陰に見え隠れする、公安警察・公安検察の姿。決して明るみになることのない公安の事件に、果たしてコナンがどう挑んでいくのか、要注目です。ただ今回は、公安警察に毛利小五郎が逮捕されるという展開なので、警察用語や司法用語が多数登場します。そのため少しそちらの知識がないと、かなり難しい話に感じてしまうかも知れません。
 また、もはや劇場版のお約束にもなりつつある、度を越えたアクションシーンは、本作でも多数登場しますので、「いやいや、それはさすがに無理でしょ!!」と、思わずツッコみたくなってしまうと思います(笑)。
 あまり深くは考えずに、純粋にコナン達の活躍に酔いしれたい、そんな作品といえそうです。

映画コーディネーター・門倉カド