「きみの名前で僕を呼んで」君の名前で僕を呼んで あみさんの映画レビュー(感想・評価)
きみの名前で僕を呼んで
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初めてみたときは、素敵な映画だけど、もう一度見たいとは思わなかった。
ただ最近友達にこの映画がとても好きと話している子がいて、改めて見てみようと思いみました。
大人になったのでしょうか、見方がかわりました。
「Call me by your name」ってとてもロマンチック。
二人にしかわからない合言葉みたいで、同性だからこそ成り立つこの方程式みたいな。
あと人を好きになり、受け入れてもらえた後のいつでも一緒に居たい、少しでも触れていたい。というのを表現しているのが足を重ねたシーン。
エリオの触れていたいという気持ちと遠慮の気持ちの複雑さが見えました。
ただ、現実的なことを言うと、未成年であることを知っていて、それに加えてトラウマになっていないかを心配しているオリバーをどう捉えていいのか。
隠そうと決めて生きてきたオリバーなら、隠し通して貫き通してほしかったという気持ちもある。
あとは最後に父親の理解。
あのシーンはグッときました。自分にも言われているような気がして、自分の気持ちは大事にしていこうと思わせてくれるシーンでした。
あとは父親は隠すことを決めて貫き通してきたのかな?と疑問に思いました。だからこそ二人の関係性に気づき、エリオにはいつでも僕には話してね。と声かけていたのか。
素敵な父親ですね。
最後に、ティモシーの演技に拍手。素晴らしい俳優さんです!
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