「ラストシーンが!」君の名前で僕を呼んで 猫柴さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストシーンが!
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美しい景色と美しい音楽
美しい男
前半は物語の盛り上がりもなく進んでいくので
いつもなら退屈に感じるはずの私が
この美しさに引き込まれてしまいました。
エリオは17歳らしく感受性豊かで
女の子にも、あわよくば。と思う普通の男の子
そこに現れた完璧な年上男性オリバーからだんだんと目が離せなくなって特別な感情を抱くように、、、
オリバーって常に少し遠目、上半身アップくらいで映されていたのが、エリオと一晩過ごした後急にアップがくるんだよね。
そこに2人の心の距離とかも現れていたのかな。
記述すべきは親の理解ね。
17歳の息子が同性の年上に惹かれてるのに
静かに応援。
性別なんて全く問題ではなく
素晴らしい人間性、そして愛し合うことの尊さを語る。
これが40年も前が舞台だなんて。
そして1番惹かれたのは
ラストシーンの暖炉の前の長回し。
エリオの完璧な演技。
そして暖炉の火のパチパチいう音でフェードアウト。
エモい!エモすぎる!
同性愛とかで分けられたくはない
純粋なラブストーリー。
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