「マジメに、家族の物語」デッドプール2 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
マジメに、家族の物語
デッドプール・シリーズ第2作。
"X-MEN" シリーズ通算第11作。
Blu-rayで鑑賞(スーパー ドゥーパー $@%!#& カット,字幕)。
クソ無責任ヒーロー、待望のカムバック。この時をずっと待っていた。前作で俺ちゃんが続編について言及していたが、どーせテキトーなこと言ってると思っていたのに実現するとは。
あらゆる面がパワー・アップ。新キャラが続々登場したし、アクション・シーンもスケールが大きくなっていた。
カメオ出演も豪華。よく目を凝らせばあんなところにいたり一瞬しか映らなかったり本当に贅沢な使い方(笑)。
新キャラと言えば、忽那汐里演じるユキオが超キュート。出番もセリフも少ないながら、とても印象に残った。
メガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドと恋人関係にあるので、本作の裏テーマは多様性なのかもしれない。
R指定ながら、冒頭で「ファミリーの物語」とデップーが発言した通り、ゲスい下ネタやグロ全開のハイテンションから、最後には感動が待っているイカした構造なのがポイント。
ヴァネッサを失い悲嘆に暮れるデップーを、仲間たちが疑似家族になることで救ってくれるのだ。熱い絆に涙、涙。Xフォース最高じゃないか。この際パクリでも全然OKだよ!
復讐に憑かれたケーブルとファイヤー・フィストを救うためデップーが命がけで戦う姿に心揺さぶられた。喪失は憎悪では埋められない。まさかデップーから教えられるだなんて…
しかし、それだけで終わらないのが俺ちゃんの真骨頂なのである。いろいろ引っ掻き回して本領発揮。タイム・トラベルを駆使したやりたい放題に最後の最後で笑わせてくれた。
[以降の鑑賞記録]
2024/09/21:Disney+(吹替)
※修正(2024/09/21)